RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 ロードフレーム

ブリジストンアンカーがRMZというサイズ・剛性レベルをオーダーできる画期的なフレームを発売するらしい。
ここまで細かくできるのは多分世界初だろう。
イタリアンブランドでもオーダーできるところはあるが私はあまり信用していない。過去にオーダーとは全く違うようなものができた事もあったし。


剛性レベルを調整できるというのが画期的というのは即ち、硬いロード用フレームが必ずしもベストではないという事を証明していると思う。
もしthe stiffer, the better なら48万円でオーダーメイドではなくて、剛性のオーダーなしにして30万円で売った方がいいでしょ。


あっ、自分で書きながら、これってレースしか考えていない発想か?って突っ込みが思い浮かんだけど、グランフォンドとかサイクリング用にはコレ買わないんじゃないかな。なんとなく。


レース用と考えて、剛性高い=よく進む、剛性落とす=よく進まない、ではなく、適正に合った剛性を選ぶ=一番快適に速く走れる、である点が画期的なんだと個人的に解釈。



あと個人の身体的特性とフレーム特性を合わせるか、補完させるか、という点について、圧倒的に前者が正しいと思う。
私のように瞬発力がない人間がキレのあるフレームに乗ったところで、絶対にスプリントにキレが出るわけではない。多少マシにはなるけどそれって大勢に影響ないレベル。
逆にゴール勝負を狙うスプリンターがバネを活かしてどこまでも上っていくようなフレームに乗っても山が速くは上れない。あくまでも一定のリズムで比較的大きな力を入力し続けるのは選手であって、フレームはそれを変換するだけなので、そういう入力がなければ宝の持ち腐れ。


そういう意味でGDRのフレームはもしかしたら私にマッチしているのかなぁ、と一ヶ月間乗って感じた。


=続く=