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 コンパクト・ドライブ?


クランクの区分でノーマル・コンパクトとよく言うが、決してクランクがコンパクトなわけではないので、コンパクトクランクではなくコンパクト・ドライブって言うべきなのかな。
けど面倒くさいからPCD110mmのクランクを"コンパクト"と呼んでしまおう。


昨年はコンパクトの48x34-11/21でおきなわを勝って、“コンパクト=非力もしくはヒルクライム用”という一般的なイメージに一石を投じた(つもり)が、今はPCD130mmの53x39を使用している。
その理由は、

  • SRMを使用しているから
  • ギア板は変速性能を計算された純正の組み合わせで使用したいから


SRMのコンパクトはPCDが110mm&130mmという変則的なもの。もちろんインナーもアウターも幅広いラインナップから選択できるけど、やっぱり変速性能を考えるとシマノの純正ギア板を使いたいところ。
そんな理由だったりする。
今のSRMワイヤレスはPCD130mmなので、将来7900デュラのギア板も使えるし。


ところでシマノvsカンパがまだ私の頭の中で戦っているが、カンパ劣勢の大きな要因は、SRMが対応していないことだったりする。10S用ギア板を11Sに使用しても問題ないらしいが、できればギア板は純正が・・・
カンパのPCD135mmは大迷惑だ。クランクアームが長くてかっこいいけど。



それはさておき、先日ジャパンカップを走ってやっぱりノーマルのギア比もいいな、と感じた。
ギア比を表もしくはグラフにしてみると、53x39の方がインナーとアウターの重なりが大きい。これは見方によってはムダがあるということだが、実際レースでのF変速はそう頻繁にやりたくないので、『インナーギアで走れる範囲が広い』というのをメリットに感じた。
コンパクトだと緩い上りなどで少しペースが上がると即アウターに入って、そうすると上りになっても勢いアウターのまま重いギアを踏んでしまう。


だから今は、ヒルクライムならコンパクト、ロードレースならノーマル、の方がいいと思う。←いたって普通な結論に戻ってしまった。。。


ただし変速性能、特にフロントの変速が異次元の出来だと評判高い電動デュラが出たら、また変わる可能性がある。
アウタートップからインナーローまで一列に並べて、ギア比の組み合わせを考えると、50x36(もしくは34)−11/23(11速)が理想であると思うから。


けどカンパも50-36をラインナップから外しちゃったんだよな・・・
シマノは将来11速にしてくれるのかな・・・