RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 インソール(続き)

昨日作成したインソールを朝のローラー練習でさっそく使ってみた。
使用感よりもFOOT Rescue さんでの製作コンセプトを。


まずセンサーつきのマットの上に立つと足裏のどの部分に体重がかかっているかが色で表示されてPCで確認できる。
私の場合左右で大きな差は見られなかったが、指先にほとんど体重がかかっていない事が確認できた。
たしかに立っている時は背筋を伸ばしているから、どちらかと言うと踵側に体重が乗る傾向がある。
そして曰く、足の指に力が入るとお尻の大きな筋肉を使う事ができるようになるそうだ。だからインソールでもう少し指側でも踏めるように調整するとの事。


下肢で力を出す際の理想論としては、人差し指と踵が真っ直ぐに前を向いて、その状態で屈伸をして膝が同じ方向にまっすぐに曲がるのが良い。
私のようなガニ股だと、自然にしているとつま先は外を向くので、それをまっすぐに矯正して屈伸をすると両膝が内側で当たる。その膝を手で外側に広げてまっすぐ前を向くようにする。そうすると変な力が入るのできついし足元はフラフラして不安定になる。そこでインソールを用いて、なるべくペダリング時にそういう状態に近づけるようにする。実際いくつかのパーツを足裏に入れて上述の屈伸運動をしながら足が安定するような配置を考える。


なのでそのコンセプトによって作られたインソールでペダリングすると膝の軌道が若干変わる。今までのようにトップチューブ至近を通過するのではなく、もっと膝の真上で動くようになる。しかも足の外向き(ガニ股)が少し修正される。


まだ長く使っていないので何とも評価しがたいが、思っていた以上に効果があるかも。


お店の方はTimeのペダルシステムの構造も知らないくらい自転車が専門ではないが、間違いなく足・脚の専門家ではあるから、仮にシュレック兄弟が来店しても理論的にペダリングを修正しようとするのだろう。
それを取り入れるか否かは別として、そういう専門家の意見が聞けたのでとても有意義だった。



ちなみに作成するフルカスタムのインソールは注文次第でいかようにもできるようで、今回はシューズがかなりぴったり目(パールイズミ・オクタンSL 43)なので極力薄めに作ってもらったら、純正で入っていた29gインソールよりも薄いくらいで仕上がった。それでいてしっかりと効果を実感できるから不思議。