RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 夜ローラー台 〜地獄の40秒

【お台場朝練DNS


レース前、水曜日だけお台場朝練にて強度を上げる、予定だったが、、、


3時過ぎ、子供の夜泣きがひどいので妻と選手交代して私が寝付かせ担当に。よって朝練は断念。


今週はほとんど練習していないし、土曜日のジャパンカップ前に一度はしっかり強度を上げておきたいけどもう時間がないので、夜に1時間ほど固定ローラーで練習。


【夜練】
夜 固定ローラー:53分、25.7km


前半は10分アップ−5分走−5分レスト−10分ソリアで、後半はインターバル。

  • 5分走: 281.6W、144.2拍、84.1回転
  • 10分ソリア: 311W、165.3拍、82.4回転


15分やる予定だったが、300W目標と決めたらがんばりすぎてとても続かなかったので、10分で断念。5分までがAve 318Wだったので、後半5分は304W程度か。


その後は激しいスピードの変化が想定されるジャパンカップを想定してインターバル。

  • 40秒ダッシュ−80秒レスト x 5回


40秒ダッシュは5秒間くらいで最大出力にもっていき、ひたすら我慢。20秒までが1分くらいに感じ、20→40秒は3分くらいに長く感じる。他方インターバルの80秒はあっという間。しかしこのくらい短い方が迫りくる苦痛に対して準備する心の余裕もないのでいいのかも。
固定ローラーだと腰を上げないので最大出力は外でのダッシュと比較してかなり低い。しかも80秒では完全には回復しないので、1本目から5本目にかけてパワーは着実に落ちている。ただその中でも踏み続けてグロッキーになるのもレースに備えてはいいだろう。


15分のソリアが10分になって、6回やる予定のインターバルを5回にして、トータルで1時間に満たない練習だったけど、燃え尽きた。


【インターバル・トレーニング】


パワー計を使って自転車トレーニングを科学しているコーチに最近の練習結果を送っているのだが、以前やったインターバルトレーニングについてコメントをいただいた。
ポイントは最大パワーに持っていくまでの時間が遅い、という点。私の場合11秒くらいかかっているらしい。これが速い選手だと7−9秒くらい。
私の意識の中で40秒間ひどくたれないで持続できる(もちろん段々落ちていくが)イメージで緩めのダッシュをしていたが、これを"私の場合"スタートからなるべく早くトップスピードに上げて、それを維持するようにした方がよいとのこと。
その分非常にきつくなる。コーチが現役時代にやっていた練習で、これは人生最大の苦痛とはっきり覚えているほど辛い40秒だったと。これをすれば脚ガクガク、頭が酸欠状態での1日になる事間違いなし!だそう。
日本を代表する選手がそこまで言うほど辛いのがインターバルトレーニングだろう。そのコーチのコメントを見て改めて私の今のトレーニングの甘さを再認識。

トレーニング内容を振り返るまでもなく、自分でそこまで追い込む事はしていない。自転車乗るのが嫌いになってもなんだし。『脚ガクガク、頭が酸欠状態』から明らかに逃げていた。
そうは言ってもこれでライバルに負けた時に、あぁやっぱりもっとトレーニングしておけばよかった、って思うのイヤだから、がんばってやってみた。


1時間弱の練習だったけど、グロッキー状態になれた。


使える時間が同じでも、まだまだ強くなる余地はあるな。



それにしても、こういうトレーニングは心拍を見ても何も分からない。パワー計のデータを見る事で、より細かく分析できる。