RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 ヤビツ

連休初日だ。
昼前に帰る。
ロングを乗る。
負荷をかける。
山を走る。
ポジションを固める。
これらを満たすために5:20起床で6時前に出発してヤビツへ。

ヤビツ往復:167km、5時間36分 / 平地6.3kmソリアx3


サドル・シートポストを変えた感触は良好。
走り出してそんなに疲れが残っていないのを感じる。木曜のトレーニングから回復したかな。
だいたいいつも走りだしてすぐに「負荷掛けられる日」と「ダメな日」がわかる。今日は前者。
もっともダメな日だと思っても、仲間と走ったり、すごく強い意志で決めたメニューをやってみたら意外と出来てしまったという事もあるが。


往路途中1kmくらいもがけるところでは軽いギアで1分スプリント。

  • 1分:450W、162.2拍、123.8回転


90分で愛甲石田まで行って、小田厚側道で6.3kmソリア。
一本目はローラーでソリアやるのと同じ感覚で上体を起こして速度は気にせずにパワーだけを気にして走った。
折り返しは流してもう一本。
二本目は下ハン持って行ったが、途中トラックが入ってしまい脚を停めていたので速度は速い(タイムは良い)が出力は低い。

  • 小田厚1本目:8分56秒、318.8W、163.9拍、96.1回転
  • 小田厚2本目:8分20秒、300.6W、163.4拍、90.6回転


300W越えを意識していた程度なので、数値は上々。


その後はヤビツへ。ここは回転で特に頑張らずに上る。フォームのチェックのみ。ダンシングは少しだけしかしなかった。

  • ヤビツ:32分30秒、277.0W、161.9拍、84.4回転


シッティングしてハンドル位置が適正かを見てみようと思ったが、特に問題はなかった。
風が強かったのでその分タイムは悪いと思われる。いつも普通に下って60km/hちょいの直線で78km/hまで出たくらい強風だった。


下り。IRCのチューブレス(RBCC)のグリップは very nice。
コンパウンドが云々という難しい話はさておき(分からないから・・・)、空気容量の大きさからくるタイヤの余裕みたいなのを感じるので安心感がある。
まだ2日で1気圧くらい空気が抜けるが、それがなければサイコーだ。それがあってもサイコーだから今のところクリンチャーに戻る予定なし。


帰りにもう一度小田厚側道。今度は強烈な向かい風。
当初300W強を維持していたが、4分くらいで徐々に落ちてくる。落ちてくる出力をどうにも止められないので、苦し紛れにダンシング。
結局残りの7.5分は全部70回転以下のダンシング。ギアかけて踏み続けていれば320-340W程度を維持できる。

  • 小田厚#3:11分49秒、311.9W、163.1拍、78.1回転


同じパワーが出ればいいのだろうか?いや、良くないんだろうなー。ちゃんと座って回して高出力を出さねば。


帰りのアップダウンは普通に走って、2回スプリント。


無事11:45帰宅。

            1. +


【 inForm RXL 】


RXLはRace X Liteの略?
今まで白を使っていたが、なんとなく黒の方が見た目の相性的に良さそうなのと黒の表皮も試してみたかったので、TREKさんに送ってもらった。
サドルの色は見た目だけでなく表皮とケツとの接触の感覚も変わるから注意。



で、どうだったかというと、非常に良い。
白は若干ヘタリがあったのか、それとも個体差なのか、こっちの方がトップがフラット。
重量はカタログ値180gに対して168g。ちなみにこれで計測3つ目で、それぞれ168、170、168g。サバ読みが皆無でかつばらつきが非常に小さい。


ご存じのように8月位からサドルに関してちょっと浮気していて、カイマノFX155gやアスピデカーボンFX131&138gなどを試してみた。
悪くはなかったがやっぱり長く乗るとしっくりこなかった。ヒルクライムの1時間ならいいが、ロードレースならもうちょっとしっかりしたモノがいいなと思い、結局Bontragerに戻った。
カイマノやアスピデが明らかに軽量モデルという位置づけで開発されているのに対して、inform RXLは通常のロード用として開発されたもの(220g程度)のレースをチタンにして軽量化したものだから、フィーリングが“超軽量”サドルっぽくなくて良い。その割にこの重量は◎。アリオネのカーボンも同様のコンセプトだったが、そもそもアリオネ自体が数時間で判るほど全く合わなかった。


私のInform RXLは128mmサイズ。一番狭いタイプ。
私は細みサドルが好み。そんなに全長があるサドルではないが、前から後ろまでどこでも良好に座れる。


また御覧のようにシートポストをAvedio→Ritcheyに変更。これでサドルを20mmくらい引けるようになった。
Avedioでいっぱいまで引いていたが、Ritcheyに変えて更に5mm引いた。まだまだ余裕はある。
Ritchey WCS Carbon シートピストは、横1Boltタイプと左右2Boltsタイプがあって重量はほぼ同じだが、ヤグラの形状の違いにより1Boltの方が後ろまで引ける。後ろ乗りの方にオススメ。Full Lengthで189g。

            1. +


シート角73度でここまでサドルを引いているので、かなり後ろ乗りだと思う。それでトップ550mm+ステム100mmだから重心はけっこう後ろだと思う。
ただGDRのフレームは550mmサイズでRセンターが410mmと長いのでバランスは取れている。
Fセンター・Rセンターなどについて意見を伝えた時に、GDRのジオメトリでは前後バランスを重視して、特にホイールベースで考えていると聞いた。
なるほど。私は今までFセンターばかり気にしていたが、バランスよくする為にはそういう風に考えるんだ、と納得。



備忘録:
サドル先端―ハンドル上部センター 560mm
BBセンター―サドルトップ 723mm
ステム:Ritchey 4Axis 100mm 73°


サドル―ハンドル落差は今までで一番大きい。けどEASTON SLX のハンドルは方の落ち方およびドロップが小さいので、下ハン部分でのポジションはしっかり出ている。
ハンドル幅440mm。イーストン表記より狭めなので、Ovalの420より5mm程度広いだけ。