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Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

おきなわ ライバル評

2016年のツールドおきなわ市民210kmレースでライバルとなるであろう選手たちを下記に列挙。
レース前に投稿してダークホース達を逆なでするのもアレだし、レース終わって答えが出てから書くのもツマラナイので、レース前に書きました。

なお下記の順番は過去実績順。

武井きょうすけ (☆☆ 2006,2009)
清宮洋幸 (☆ 2013)
岩島 (☆ 2010)
小畑郁 (2010年2位)
森本誠 (2014年3位)
松木健治 (2009年3位)
井上亮 (2015年3位)
中村龍太郎


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武井さん(FORZA代表)
全員が100%のパフォーマンス出したと仮定したら、この人にだけは勝てないという唯一の人。
全日本選手権であわや入賞か、というレベルの走りをする選手は、”ホビーレーサー”ではいない。
今年どのくらいのコンディションで出るかは不明だけど、出るからにはそれなりに短期間でも仕上げてくるだろうし、五輪を(コーチとして)経験した彼からするとホビーレーサーの甲子園なんてお遊びに緊張することもないだろうから、その点でも怖い。
一定走(TT)もインターバルもスプリントも高次元。唯一大きなリザルト見ていないのはヒルクライムだけど、おきなわでそんなに長い登りはない。

清宮さん(TAKESHIBA)
オールラウンダー。あまり一緒のレース走ったことないのでよく分からないけど戦績と評判聞くと、非常に強いし怖い相手。
今年の乗鞍では本気で狙いに行ってゴール勝負までもつれての2位。森本さん評によるとすこぶる強かったと。
ヒルクライムもそんなに強いのに、JAPAN CUPロードレースではゴールスプリントで中村龍太郎を下して優勝してるのはスゴイと思う。
いつかの沖縄では独走逃げ勝ちしていて、今年もレースに対するモチベーションは高いようなので、要注意。
今年表彰台には確実に乗るのではないかと思ってる。

岩島くん(エイジサイクル)
2012年の優勝者で今年は店長選手権とかE1のタイムトライアルに勝っており好調なのは明らか。
実業団のJPTクラスでも数年前の修善寺とか渡良瀬TTでの結果とか、100%のパフォーマンスだとかなり強い。
そういえばいつかのJAPAN CUPでは軽くヤラれて私が2位だった事もあったな。
勝負所まで冷静に我慢出来るタイプなので要注意。
TTとスプリントに強いイメージ。ゴールまで一緒に行ったらアカン相手。

小畑さん(なるしまフレンド)
いつも大変お世話になっているけど、レース始まったらそんな事は関係なく真剣勝負しますよ。
岩島くんと似てるかなと個人的には思う(多分本人にとっては不本意)。
100%で見たら、
TTは岩島くんの方が少し強いかな。スプリントは小畑さんの方が強いかな。長い上りは岩島くんの方が少し強いかな。インターバルは小畑さんの方が少し強いかな。
経験豊富。今年は年初の茂木優勝、富士チャレ優勝、茂木7時間エンデューロ優勝、といつかの私の必勝パターンと全く同じパターンで、好調のようだし、何より沖縄に向けてのモチベーションの高さをヒシヒシと感じるので、要注意。
ゴールまで連れて行ったら間違いなくヤられる。

森本さん(ゴキソ)
ご存知山の神。山を走らせたら、プロを含めても日本で3本の指に確実に入る奇人変人。
やめときゃいいのに本人の次のターゲットが沖縄に設定されて早数年。
自分の城を守るため、森本さんにだけは負けられないという意地の勝負は2014年の事。確かに強かった。
彼の職場である山岳では無敵だけど、沖縄のコースの登りでは残念ながら彼には短すぎる。
2014年のJPT輪島でプロと一緒に序盤から逃げて逃げ切って3位という結果がある通り、ロードも相当強い。
(まぁその年の沖縄では最後の登りで千切ったけど)
私のJPTロードレースでの最高成績は群馬の4位なので、ロードの実績でも負けている。
沖縄だけでは負けられない。
今日(11/12)試走で上り全開走したら頭がクラクラするくらい強かった。
間違いなく今年最大のライバルになると確信。
最後森本さんとゴール勝負してみたい。

松木選手(シルベスト?)
西の選手なので実はよく知らないけど、今年の実業団E1見てたら要注意だなと思った。
2009年に武井・高岡・松木の3人のゴールスプリントになった時は武井さんしか見ていなくって、実際その通りに武井さんに軽くヤラれて松木さんは3位だったわけだが、200km走った後でのゴールスプリントはスプリント力見る指標としては適当ではない。
当時よりは相当パワーアップしていることは確か。
私のアンテナに飛んでくる情報によると、全般的に高次元なオールラウンダーっぽい。
けどコレだったら誰にも負けない、という必殺技があるタイプではないと思うので、私が100%であれば負けないと思う。

井上亮選手
関西圏では知らないが、関東ではまだマイナーな選手だと思うけど、おきなわ210kmで2014年5位、2015年3位。
ボート出身でトライアスロンもやっていたとかで基礎体力がクソ高い。
育児日記とカモフラージュした練習日記見る限り、パワー計のデフォルト値の違いだろうと願うしかないほど出力が高い。
まぁロードレースっていかに低いパワーで効率よく走れるかの要素が・・(以下略)と強がっておこう。
某京大出身というのとレースでの走りのクレバーさが必ずしも比例しないけど、長期的な目標に対してアプローチの仕方を決定してそれを着実に・ブレずに実行できる能力は評価できる(なぜか上から目線)。
これはスポーツでも受験でも仕事でも同じなんだろう。
ツールドおきなわ市民210に対するモチベーションも異常に高い。
負けないぞ。

中村龍太郎
TTは強い。っていうか2015年の日本一ですから。
スプリントとTTの速さは文句付けようなく一番。
短い上りもインターバルも強い。唯一実績がないところは5時間を超えるレース。
あとあまりの1年通した過密スケジュールに、おきなわに対するコンディショニングにどこまで集中できているかは不明。
ただフルタイムワーカーとしての生活と週末に高強度で追い込むというサイクルをうまく活用して強くなっているので、こっちの心配するところではないか。
ロードではクリテリウムからヒルクライムまでとにかく何でも全力で走り、トラックレースでは1kmからポイントレースまで、シクロクロスでも精力的に活動。
こちらもやはりボート部出身で、体力の限界を知らない若者。
基礎体力鍛えるには種目は関係なく何事も一生懸命にやれば後々役に立つんだな、と思う。
今や国民的スーパースターの彼が沖縄でも優勝したら、その人気たるやどうなるんだろ?
もはや注意したところでどうしようもないレベルなので、私はただ100%のパフォーマンスを出して自分の土俵に持ち込むことに専念。


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で、今年どう走るか。
過去3回はいずれも数10km独走で後続に数分差をつけて勝っているけど、それはつまりそれだけ他の選手と実力差があったということ。
けど今年は間違いなくそういう展開にはならない。
過去の勝ちパターンにこだわると失敗すると思うので、過去とは違うレースになると思う。
羽地ダムまで3−5人でもつれる感じ。私が失速した2010年に似た感じになるんじゃないかな。

その先どうなるかは、お楽しみに。


表彰台予想は清宮・高岡・森本(名前の順)。