RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

スプリント・オブ・富士

富士ヒルクライムの前座レースとして(?)前日の土曜日に行われるショートヒルクライムレースに参加。
4:50起床。
炊いておいたご飯はレース後・お昼用。
それとは別に前夜から用意していたのは朝食用のいつものシリアル。
フルーツ・ナッツたくさん入り。

今回特に大変なのは、土曜は30度近くまで上がる真夏日
そして日曜はほぼ雨100%で、しかも2300mまで上るので、下山用の防寒着は冬山登山レベル。
それらのシチュエーション考慮して1泊2日なのに荷物が多すぎ。

5時前に出発。7:30には順調に到着。

今回はヒルクライムでも特に2.5kmと短いのでアップは入念に。


時間に余裕はあるし天気良いので実走でアップ開始が8時。
レーススタートは10:32。

ドギーパークから下まで降りて、コースを上る。
2.5kmほぼ直線と言って差し支えないくらいまっすぐ。
平均勾配4.5%らしいが、概ねそんなもん。多少の緩急があるけど3~6%程度か。

はじめ2本はごくごく軽くで7分後半。
シッティングで軽いギアで走る。
3本目はダンシングで263W、70回転。
4本目はまたシッティングで223W、84回転。
左右バランスはダンシングだと51/49%くらいだけど、シッティングだと54/46%くらいになる。
ここまですべてインナーで走るが、5本目はレースを想定してアウターにして、ダンシング。
結果すべてダンシングで6分フラット。思ったより良いタイム。322W、74回転。
普通にウォーミングアップとしてこれくらい出るなら、今日のコンディションは悪くないはずだ。
6本目はまた流してスタート1時間前にアップ終了。受付へ。

出走準備済ませてスタート地点へ。スタートをイメージしてゼロ発進繰り返してスタートギアを決める。
53x21Tにした。
短いとはいえ5-6分のヒルクライムなのでスタートの一歩目から力強く行く必要はない。
なめらかにスピード上げていって巡航に乗せることが重要。

ところで、このレースは予選として2.5kmの個人TTを行い、その後に5-8位決定戦および1-4位決定戦を行う。


予選のTTは1分ごとのスタートで最終走者として定刻の10:32にスタート。
500Wは出さなかったけど、30秒くらいしてメーター見たら400後半だったのでちょっと強すぎるかなと思い抑える。
ラスト500m〜200mくらいで少しだけ勾配がキツくなるので、そこらへんからゴールまで踏み切れるように、シッティングも交えながらダンシングオンリーにならないように走る。
意識してシッティング↔ダンシングを50:50になるくらいのイメージで走ったら、D比率51.5%だった(グラフの黄緑部分)。


  • 予選 個人TT:2.5km 5’18 (優勝) 376W 86.5rpm 52.5/47.5% Eff 48.1%

心拍ベルト忘れでデータ取れなかったのが悔やまれる。
2位とは24秒くらいの差。


少し脚を回しながら回復させて決勝に備える。
決勝は11:15からなのであまり時間はあかないけど、距離短いし、このくらいが集中力も続いてちょうど良い。
決勝は上位4名だけど、タイム差的に地脚は私が一番あるのは明白。
ただスプリントなるとまた話は別。
TTで圧勝したからって、同じように走ったら後ろについてこられてしまうくらいの緩い勾配。
上りだけなので、スプリントになっても勝てるだろうと楽観的に考えていた。

スタートから私は前には出ない。
皆でローテーション回す必要性もないので、ウォーミングアップ程度の走行が続く。
少し回そうと思い前に出たら、私が先頭固定に変わるだけで状況変化なし。。
まぁ先頭牽き続けても差し支えないくらいのペースで走っていたんだけど、あまりにもレース的なペースでないので、ちょっとスプリントも不安になる。
ラスト1km切ったくらいから黒ジャージの人が先頭に出て少しペースを上げてくれる。
スプリントに向けてペースが上がって行き助かった。
ラスト500mから少しペース上がりながら誰が仕掛けるかの緊張感が続く。
黒ジャージの選手がそのまま先行でスプリント。
きっちり後ろにつけたのであとは追い抜くタイミングを見計らう。
ラスト100mは勾配が緩いので、そこで失速しないよう勢いつけたままゴール出来る距離まで待ってスプリント開始。
同じく私の後ろでスプリントのタイミングを図っていた森栄選手が並びかけてくるが、ギリギリで先着。
ゴールの1m先では抜かされていたが、ゴールライン上では確かに残っていた自信はあった。

結果、0.015秒差で先着して優勝!

ツールドひたちなか100kmでキクが負けて2位だったので、森栄選手のスプリントが強いことは分かっていた。
リベンジできてよかった。

スプリントしてたのでゴールでLap押し忘れ。まぁ大したデータはないので。
6’31 Max 861W とか。


1.2合のご飯の昼飯を3回に分けて食べて、レース会場で色々挨拶したりして、表彰。

まぁなんであれ優勝は嬉しい。
いくら予選のTTで大差つけても、決勝のスプリントで0.01秒でも負けていれば勝者になれなかった。良かったー

山梨ワインでシャンパンファイト。


温泉入ったら富士ヒルに出ないのに偶然この近くに遊びに来ていたチームメートのかっちゃんと脱衣所で遭遇。

夕飯はゴローさん御一行と一緒に吉田うどん。
富士吉田名物ってことで。遠征行ったら地のモノを食うのが基本。

吉田のうどんの特徴の一つに、肉うどんに馬肉を使うというのがあるらしいので、肉うどんを頼んだら、乗っていたのは某牛丼チェーン店に見るのとほぼ同じな肉だったので、潔くうどんだけを食す。
それにしても、大盛りでちょっと胃がもたれた。