RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 西日本実業団クラシック@広島

今シーズン初のちゃんとしたロードレースかな。
本当は木祖村で身の丈に合ったロードレースをして、西日本でプロの走りにビビらないように慣れて、全日本選手権に臨みたかったけど、木祖村は身体のコンディションと天候のコンディションが合わずロードレースをちゃんと走れなかったから。


【 朝一飛行機で3.5時間前に到着 】


5:20起床。5:45出発。
の予定が、また4時台に目が覚めてしまう。インソムニア
時間まで布団の中で安静に。
起床時体重61.1kg。うーん、ちょっと少ないのかな。難しい。


輪行袋と大きなリュックで出発。朝の首都高は空いていて、25分くらいで羽田空港へ。
朝一6:50のフライトで広島へGO。


備忘録:工具はリュックに入れちゃダメで、自転車の袋に入れるべし。


空港で自転車組み立てレース会場inしてもまだまだ9時前。

のんびりしながらカコさんにマッサージしてもらい軽く寝るくらいリラックス。

ウォーミングアップは公園入り口までの坂を2往復くらいかな。


【 レース:12.3kmx10周 12位 】


12:10にスタート。

後方からのスタートだったが落ち着いて少しずつ順位を上げていく。路面の舗装が全面的に改修されたようで、非常にスムーズでペースも落ちずに気持ちよく走れる。
予定通り上りに入る頃には先頭に出られた。1周目がきついのはいつもの事。
まぁ千切れそうでもなく前方でクリア。ふっと気を抜いた瞬間にできた集団分裂で後ろに残されると言う事はないように、前方をキープ。


2周目の上り。頂上前からペースが上がる。ゆっくり踏んで集団最後尾でクリアすればいいだろうと思っていたら、やってしまった。。
先頭ではシンイチさんが強烈にペースを上げたらしい。なもんだから有力どころが逃がすまいと全員前に行ってしまったので、集団最後尾あたりの選手たちはそれに乗れなかった選手たち。
これはヤバい。メンバーと人数からしてこれに乗れなかったら行ってしまう。そう思って迷わずに頂上からの下りを全開で踏んだ。この下りで追いつかなかったら多分オシマイだ。ロードレースはこういう瞬間的な判断が重要。
ちょうどホームストレートに入る前のS字で追いついた。
って書くとなんともないようだが、レース序盤という事もありホントにこの局面はしんどかった。
あとでデータ見てみたら、なんとピーク2分間の心拍はこの頂上から下りにかけてだった。頂上にかけて上がった心拍をずっと2分間くらい維持して下りを踏んだ平均時速は59.8km/h。2分間で176拍だった。


なんとか追いつき事なきをえる。
けどこの猛追で既に脚をつってしまっていた。前日に調整した左クリートによりペダリングの感触は良かった。けどいきなりそれでこんなハイペースのレースを走って普段使えていなかった筋肉を酷使するわけなんで、まぁ攣っても仕方ない。目指すは3週間後ってことで。


その後はハイペースで進む。舗装が綺麗になった事もあり、ほんとに流れるスピードが速い。
けど集団は比較的落ち着いていたので千切れそうなほどきつくはなく、集団前方を維持できた。
ずっと下りのたびにストレッチをしながらごまかしながら走る。
そうこうしていて5周目。シマノのユズル選手が上りで抜け出たのについていたら集団が離れたので2人で先行。
シマノのニシゾノ選手とブリッツェンの柿沼選手が合流して4人逃げ。
シマノが2人いるのでペースメイクをお任せする。っていうか、キツクて引けませんわ。柿沼選手は私よりもっときつそう。


110605_西実_逃げ-1
証拠写真。


アイサン盛選手が単独で追いついてきて、ホームストレートでは5名に。
メンバーが良かったのでこのまま行きたいところだけど、そんなに甘くはなく、結局半周ほどで捕まる。


110605_西実-1
やっぱり写真はことごとくダンシングの図。


そんなこんなで7周目終了時の補給でボトルを受け取る。受取ったあとに右側に進路を変更できなかったので、ラバネロ・トガオ選手の補給の邪魔をしてしまう。
わりぃわりぃ、なんて言っているうちに気付いたらシマノが誰もいない。そこらへんで集団分裂が起きていたもよう。
やっぱり後方走っていてはレースが見えていなくてダメだ。気付いたら脚のある選手は全員前の集団へ。
審判バイクの黒板で9名先行と知る。
これで後続集団は一気にグルペット化。
早くから脚攣っているので、ガチンコバトルはできなそうだし、この集団でペースが落ち着いてゴールまで行って10位台に入れれば上出来かな、なんて弱気。
ほんとまったりしてしまった集団を独り引き続けるはルビーレッドのリーダージャージの澤田選手。若くてガタイもいいし、良い走りをしていた。個人的には(同じ集団で走っていたので)ガッツある走りがとっても印象に残る選手だった。
まったりした集団と先頭との差が上りの前で18秒と聞いた時はもしかしたら上りを一発全開でがんばればジャンプできるか?とか少し考えたけど、上りになったら50秒に広がっていたので、やっぱりグルペットだった。


そんな感じで9・10周目と動きはなくゴールへ。
10周目は何となくペースが上がり最後の上りでは前から落ちてくる選手も何人かキャッチ。
せっかくここまできたのだから少しでもイイ順位を狙おうとゴールも頑張る。3週間後を見据えれば流してゴールなんてもったいない。
しかしながら広島のゴール前のS字はどうしても苦手で、毎周出口で遅れていたのでゴール勝負などできはせず。
12位でゴール。


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110605_西実-3
コーナー立ち上がりキツイの図。



【 データ 】


123km、3時間02分11秒、12位、Ave 235W(NormPower 295W)、159拍、87回転


最高速は69.9km/h。



20110605



【 家路へ 】


15:15前にはゴール。
16:50のフライトなのでそのまま荷物を背負って空港に行き、自転車を輪行袋に入れてチェックイン。
余裕で間に合いました。昼スタートなら広島日帰り遠征もかなり東京から好アクセスという意外な発見。



夕飯はとりあえず、麻布ラーメンの特性チャーシューメン大盛り+餃子、を食いました。

毎日通るこの看板に惹かれていたのだ。


さぁ明日からまたがんばろう。