RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 東京ヒルクライム成木ステージ

昨年は2位。今年は無事優勝できました!
賞金10万円ゲット。


痩せましたね。ちなみにチームメイトの宮崎君と血縁関係はございません。おでこの広さは昔から変わっていません。

■ 低気圧

0時前には寝て6時間眠れたはずなのに、だるい。行きの運転中にまぶたが重くなる・・・
予報見て雨降らないと思ったんだが、、、まぁ仕方がない。


圏央道により関越道と中央道がつながっているのがカーナビのHDDナビにアップデートされていなくて一瞬戸惑うが、80分ほどで無事7:30に到着。
雨は一向にやむ気配なし。けど今日は乗鞍2週間前の練習としてもとても意味があるし、なんせ賞金がかかっているので、全力を尽くすのみ。と気持ちだけは切れないようにした。
ゼッケン1で受付を済ませて遠い駐車場へ。
まったく雨天を想定していなかったので長袖を持ってきていない。仕方なくアンダーの上に半袖ジャージを2枚重ねてアップへ。
ところで私は寒いのが大の苦手なので、8月のレースにも関わらずSPORTBALM のRed、つまり一番寒い時用のスタートオイルをたっぷり塗った。持ってきておいて良かったー。

■ ウォーミングアップ

今日もウォーミングアップを入念にする。コースは実測約4.2kmと短いし勾配が急なので、スタートからゴールまで追い込みっぱなしになるだろう。
目標は170後半までじわーっと上げていくこと。


まずは駐車場から小沢峠のトンネルまで流す。そこで引き返して緩い下りを流して折り返し。再び小沢峠まで9km標高差200mほどを18分くらいで上げていく。心拍は130台から始まり、ずっとシッティングで回していき、最後のトンネル前の上りはダンシングで維持し続けて177bpmまで上がった。ウォーミングアップとしては狙い通り。
ただ調子よくどんどん上げていけた為、右スネの筋肉を攣りかけた。けど疲労を抜いた状態で臨んだレースのアップで筋肉に違和感を覚えるのは実はけっこうよくあること。筋肉が普段と違う状態であるのと、緊張感からだろう。あまり気にせずに息を整えてから15分前にスタート地点へ。

■ スケジュール変更

このレースは2本上るうちの2本目だけで勝敗を決める変則的レース。1本目は意味がない。一応45分のデッドラインはあるが、4.2kmを45分だから実質誰も引っかからない。だから一本目はコースの確認ときついコースを用いたウォーミングという意味しか持ち得ない。
・・・それが、なんと悪天候の為1本勝負に変更。アップをちゃんとやっておいて良かった。15分前に聞いた自分は、一応心拍を上げて走れる準備はしておいたので、あとは気持ちをできるだけ早く切り替える。頂上で無駄な時間を費やさなくていいし、早く帰れるし、、、なんて事を考えていたら重大な事を思い出す。一本目と二本目の間にレース用ホイールに履き替えようと思っていたので、急いでカーボンホイールに替えなければ!しかも23Tがついているカセットも付け替えないといけない。
スタートまで13分。慌てて受付会場に走り車輪を外して、カセットを入れ替えて軽量クイックを締める。ブレーキシューを交換する時間はとてもないので、シューとトルクスレンチ・アーレンキーをポケットに入れてなんとかスタートに間に合った。道路脇で用をたしスタート位置についたのは3分前。ホイールにつけるマグネットを忘れたので計測はなし。
けどよく考えたらスピード情報なくても心拍だけでも記録はできるからとっておけばよかった。


■ レース

昨年のタイムを基にある程度強い選手は第一組でスタートできる。私はその中で頭を取ることに集中。
スタートから飛び出す選手はいるが、途中10-15%が続くのでじっくりと自分のペースでいく。ヒルクライマーの乾選手、おきなわ130km独走優勝の高橋選手(よっしー)は要チェック。皆同じように相手を意識してペースはそんなに速くない。私はシッティングでかなりのところまでいけたので、相当ペースが遅かったか私の調子が良かったかどちらか。もしくはその両方。
中盤ゼッケン5(という事は昨年上位入賞)の鈴木選手がいいスピードで飛び出す。しばらく様子を見てみると、ちょいアタックというよりはそのままあわよくば最後まで、といった勝負をかけたアタックのように見受けられたので、要注意。よっしーもそれを機にペースアップ。乾選手もいる。けど勾配が急になるところでペースが上がらないので私はダンシングでいく。自分のペースで走ったら後ろはついてこなかったので、あとは先に仕掛けた鈴木選手を追い詰めるのみ。中盤の一番きついところでアタックせずに後続を引き離すという、一番イイ形でレースを進める事ができた。しかも前には早くから仕掛けた人がいるので追いつけばまず負けない。
予定どおり終盤の緩斜面に入る前に追いつく。このまま二人で行っても勝てるとは思ったが、他の組のタイムもあるし、私は鈴木選手の事をまったく知らなくて、体型的にスプリント力があるかもしれないと思いそのまま一気に引き離す。
結局そのまま28秒差をつけて勝ち。やっぱり独りになってからゴールまでの緩斜面区間で伸びない。昨年と同じだ。

■ 結果

15分01秒で優勝。2位は4秒差で他の組で走ったなるしまの細木選手。4秒差・・・危なかった。やっぱり違う組で走るのにタイムで順位をつけるのは自転車レースではやってはいけないだろう。なんとか来年のレースでは改善されたし。
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昨年の自分のタイムより15秒速かったけど、昨年の竹谷選手よりはまだ20秒くらい遅い。まぁマスドスタートだからしょうがないか(って定番のイイワケ)。


何はともあれ、今年は非常に好調に走れた。昨年は激坂を何とか進むというイメージだったが、今年は急勾配区間も非常に軽く走れた。ほんと走っていてびっくりするくらいいいリズムで駆け上がる事ができた。
ちっこいローカルな大会だけど、一応鳥海山、成木と2レース勝つ事ができた。やっぱりLightweightのホイールの威力は素晴らしい。
鳥海山はアマンダのフレーム”でも”勝てた、なんて気もするが、今回のレースはコルナゴのフレームだからこの結果が出たのか?と少し思ってしまうほどにとにかくいいイメージで上り坂を進んだ。去年は確か34x23でもきついなぁと思っていたが、今年は21でもいけたくらい。

■ 使用機材

フレーム:コルナゴ Extreme Power 530mm
ホイール:Lightweight Standard G3(F16本)
タイヤ:Veloflex Carbon
サドル:Bontrager Inform RL
シートピラー:Rithcey WCS Carbon 1 bolt
コンポ:カンパレコードでエルゴレバーのみNew Centaur
チェーンリング:48x34(←乗鞍では36使用予定)
スプロケット:12-23(ベローチェ←乗鞍ではレコードにして軽量化予定)
クランク:172.5mm
ペダル:Time RXS Ti(←レース用。気合入れた時のみ使用)
ハンドル:Oval Concept R950 420mm
ステム:Ritchey 4-Axis 73d 110mm