RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 ヤビツ峠記録会(Comrade)

142km、4時間49分


前夜はミラノ-サンレモをLive観戦して1時就寝。
7時起床で朝食を食べてから自走で出発。ヤビツ峠麓までひたすらR246を走る。ウォーミングアップのつもりでじっくりと。極力ダンシングはしないでシッティングで上れるようにする。1時間55分でampmに到着。


スタート地点はampmより800m上った地点。前に目標物をつくり走りやすくするため最終発走させてもらう。
今日のテーマは、タイムはさておきヒルクライムTTの走り方を実践してみる。ダンシングは極力使わずに高ケイデンスで出力が落ちないようにして余裕があれば後半上げられるようにする。

ヤビツTT(#24):26分53秒(ampm-800m)、321.0W、171.5拍、87.3回転


タイムはまぁまぁ。ワット数はダンシングをほとんどしなかった割にはけっこう出ていた。心拍はダンシングを控えているだけに相対的に低め。逆にケイデンスは高め。ペーシングとしては、中盤に少し落ちているが、後半は前回よりも上がっている。
ちなみに前回データのスタート地点をアジャストして比較してみると、ゴローさん24分55秒、私26分38秒。今日の走り方で先週+15秒なので満足のいく結果。これからヒルクライム道を極めていくつもりだが、完成形としてはどちらかというと今日の走り方に近いんだろう。それでベストタイムが出せないといけない。


シッティングメインで走った今回はフォームも変えてみた。一番きつい時にそうなるように、(ゴローさんまではいかないが)サドルの前方に座って腰をしっかり据えて上ハンドルを持って走る。エアロダイナミクスなどこの際関係ない。いかに大きな出力を出し続けることができるかの追求。今まではサドルの後部が大きく露出する走り方を潔しとしなかったが、考えが変わった。速い奴がかっこいい。速く走る為のベストな形をひたする追求する。
ペダリングに関してはかかとを下げないようにする。直接カカトを上げるように意識するのではなく、ペダリング中に膝が高い位置まで上がるように意識してみた。


先週・今週と2回それなりに本気でTTをしてみてデータ解析するとはっきりと課題が見えてくる。

  1. ペーシング:蓑毛までの急坂およびラスト2kmくらいはまぁまぁだが、その間の区間でペースが落ちている。最後まで一定のペースでタレないレベルを把握する必要あり。
  2. 勾配の緩急への対応:ゴローさんとの明らかに違う点にスピードの変化がある。私の場合パワーが大幅に上下してスピードの変動は比較的小さい。つまり緩斜面でスピードに乗り切らず急勾配でがんばっている。対してゴローさんは見事にパワーが300-350Wの範囲に収まっている。だから緩斜面では(おそらく)ギアをかけてかなりのスピードが出ている。勾配が変化するのに対応してスピードの変化も大きい。この練習は今の環境でもできそうだ。緩斜面(っていうか平地)でギア(負荷)をかけて踏み続ける。
  3. 絶対的パワーの不足&ダイエット:これから徐々に高い強度の練習を積み重ねよう。目標体重は60kg。。あー、気が重い。


ところで本日の記録会では私の大学の後輩Nが私より1秒速かった。Nは昔は全く山を走れなかったので、足を洗い就職した今、まさか負けるとは思わなかった。。今も週200-300kmくらいは走っていて、とりあえず体重はだいぶ落ちたらしい。ヒルクライムってそういうもんなのか・・・


まだまだ色々試しているが、タイム短縮できる自信が少しついた。