RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

自転車旅合宿2日目 諏訪湖⇨日光

6時過ぎに起床。6:30からホテルの朝食。

1時間弱かけてたくさん食べる。コーヒーも飲んで出発は8時頃。

朝から予報通りの雨。そして気温は10℃。そしてそしてルートは信州の山岳を越える。気が重いけど計画して会社まで休んでるのでやるしかない。

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最小限の荷物の中にも入れておいたイナーメレインジェルが生命線。実際これがなかったら辿り着かなかったと思う。

 

スタート後から白樺湖まで上る。ここまでは良かった。路面に川ができるほどの本降りの雨。1400mくらいまで上ってから下ったり上ったりで女神湖へ。一気に冷える。まぁわかっていた事だが寒い。

ファイントラックの長袖アンダー、長袖ジャージ、Sportfulのレイン用ジャージ着ていたがさらにその上に薄いレインジャケット(ホットパック)を着る。

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Sportfulのこの2つのアイテムは以前何となく買って一度も使っていなかったが今回確実に雨が降る中練習しなければならないという状況で初めて活躍。非常に素晴らしい性能で大いに助けられた。

にしても女神湖から佐久までの下りは強烈で、文字通り凍えて死にそうになる。震えでハンドルがグラグラで落車するかと思った。

まだ50km程度しか走っていなかったので、この環境の中さらに160kmとか、ムリでしょ。日光に宿は取っているけどムリなものはムリ。途中のビジホに変更もやむなしか。と本気で考えた。

結局日光までたどり着けたんだが、死なずに走り切れたのは奇跡と思ってる。

軽井沢までの道のりはただ進むだけ。上りは速度遅く身体が温まりやすい為幾分マシ。ずっと上りが続いて欲しかった。軽井沢まで漕いでなんとか走れるようになった。

碓氷峠越えてから高崎まで一気に下る。気温は相変わらず10℃ほど。雨が小雨になっているのがせめての救い。 

 

凍える寒さだと後ろのポケットから補給食出すのも一苦労だけど、これでエネルギー切れになったらオシマイなので、ちょくちょく食べる。4時間ほど走って高崎市内にきたあたりで食事処を探す。コンビニは、補給するくらいならまだ良いが、食事するにはまともな食い物がないので、選択肢外。郊外から市街地に来ると道の駅類はない。その代わり延々とチェーン店系の飲食店が並ぶ。好みの店は当分出て来なそうなので、妥協してすき家にピットイン。牛丼屋入るのは15年ぶりくらいな気がするが、暖かい味噌汁飲めるし卵追加出来るし店内暖かいしジャージのままでもなんら違和感なく入れるし外の自転車が視界に入る席で食えるし、意外と良かった。

 

ところで、凍えそうになっている時考える事の1つにパンクがある。普段なら面倒くさい・時間が勿体無いで済むが、ハンドルにしがみつき寒さに震えながらとにかくムダに脚回して体温を上げようという状況でパンクしたら…と考えると恐ろしい。

タイヤレバーとチューブ取り出してチューブ交換して小さな空気入れで走れるようになるまで延々とポンピングするなんて考えるだけでも恐ろしい。不可能とすら思える。

そんな中、高崎市内の信号待ちで後輪パンク!

ランチ後に店出た直後だったのでまだ体温がそれなりにあったのも良かったが、もっと奇跡的な事が。雨の中パンク修理は辛い。店の軒先でせめて屋根があるところで、、、と思って周りを見たら、なんとサイクルベースあさひの目の前!軒先借りようとしたら快く店内に入れてくれ作業場貸していただき、エアコンプレッサーで一瞬で8気圧まで充填‼︎

不幸中の幸い。奇跡的なタイミング。サイクルベースあさひさん、本当にありがとうございました。

 

前橋から日光へはGoogle MAPに従ったが、これがとんでもない山あいのアップダウンの道で、おかげでかなりの練習になった。

R211に出て、ようやく日光まで渓谷沿いを進むだけだと元気が出たが、実際はそこから延々アップダウン、というかほぼ上りに感じる。私はひどいペースダウンはないが昨日よりはキツイ。

なんとかかんとか今日も17:30に宿到着。210km。ほんと生きて辿り着けて良かった。

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アンティーク英国調のペンションでコース料理を頂く。やっぱり東京の…(以下略

 

部屋にジャージ類干して、寝る。