もてぎ7時間エンデューロ
レース出場。
目標にしているレースっていうか、内容の濃い練習的な側面が強い。
全日本選手権ロードレースは250kmで7時間を越えると思うので、それ対策の意味でもしっかりと走っておきたい。
5時起床。
体重62.5kg。カーボローディングでかなり増えたけど短期的に増えた分は気にしない。
積み込みして5:30出発。
車の中でパンをかじりながら朝飯。
7:30前には到着。
ウォーミングアップはなし。7時間走るからできるだけ体力温存。
補給食はパンに甘いもの詰めたモノ、ベーグル、ういろう、きんつば、エネルギーバー、などなど。
飽きないように色々とポケットに入れる。
自転車はこちら。
フレームはGDのMETEOR 53。
ハンドルはいつものOval R950。
ステムはRITHECY 4 Axis carbon matrix 130mm。
サドルはBontrager inForm RXL 128mm幅。
クランクはROTOR 3D+でギアは同QXL 53-41T。
ROTOR 3D+ってスピンドル径が30mmのいわゆるBB30なんだけど、METEORのPF86のBBにも装着出来るベアリングが売っている。
ホイールはR:Lightweight FERNWEG / F: Fulcrum Racing Speed XLR。ギア11-25T 。
最近スピード系のレースではFERNWEGがお気に入り。
後輪なので横風の影響軽微だし、高速での巡航・伸びは素晴らしい。
重量もBORAとかの50mmハイトとほぼ同等だから上りでもかなり良く進む。
前輪はオールマイティな50mmハイトで。
タイヤは前後Continental Competition 22mm。
スタート9時。
GD:7時間エンデューロ ソロ、41周295km、7時間1分28秒、優勝
目標とか特に考えていなかったけど、まぁ普通に走れれば優勝でしょ。って思っていた。
どうせなら最後複数名で走るチーム7時間とも勝負して勝ちたい。
スタート後は招待選手が15名ほど?の大所帯で先頭固めてハイペースを維持。
速いけど走りやすいので千切れそうとか後ろでもキツいとかはあまりなかった。
それはそうと、走り出してすぐに背中の左側に違和感が。
肩甲骨の下あたりが尋常ではなく痛んで、ダッシュとかダンシングとかすると強烈な痛さ。
どうしようかと思ったけど、結局レースに集中して痛さを忘れる事に。
2.5時間前後で4時間の部の集団が後ろからきたので、それを行かせる為に一旦ペースが緩む。
3時間くらいからまたペースが戻る。
しかし困った事に4時間前後で雨が降ってくる。
びしょ濡れになり身体が冷えて、走りながらまた震えが出てくる。
これではやばい一番苦手なことでこればっかりはどうにもならない。
けど今日は大事な練習の日で何としてでも7時間走り切りたいので、歯を食いしばり後ろで凍えながらもついていく。
5時間過ぎで雨が止んで、ラスト1時間では路面も乾いてきた。
ウェアが乾くと震えも止まって少し元気も出てきた。
招待選手以外で集団にいるのはソロが3名。チームが3チームほど。
7時間走った後ならどうやってもソロの勝負では勝てるけど、変に失敗しないためにラスト1周で勝負をしようと頭の中で最後のシナリオを考える。
と思っていたんだけど、ラスト40分過ぎての上りで様子見でペースを上げたら後ろ誰もついてこないので、そのまま逃げる。
一か八かでもないのでいけるところまで、と思ったら後ろとの差がけっこう開く。
一人だけ集団から追いついてきたので、ちょうどよいと思い2人で先頭交代してラスト4周を目指す。
招待選手は勝負を左右する動きには乗らないので、後ろはもう牽ける選手がいないっぽい。差はラスト30分の時には50秒に広がっていた。
もう1人の方もそんなに長くは牽けないのとすぐにピットに入ってしまったので、一人旅が始まる。
上りが続けばいいなぁ、向かい風は辛いなぁ、と思いつつ、3周ならなんとかなるだろうと意を決してがんばったら、なんとかなった。
- レース:7時間00分26秒、201.3W、81回転
途中雨が強くなったせいでかなりペースと強度が落ちている。
チームエントリと合わせた総合でも優勝してチャンピオンジャージ頂きました。
ところで、もてぎの耐久レースは2008年7時間ソロ優勝、2010年・2011年7時間ソロ優勝、2012年6時間ソロ優勝、2014年7時間ソロ優勝。
と長時間ソロのレースでは全て優勝している。
2013年は出ていないけど富士SWの228kmソロで優勝している。
スピードないけど耐久レースは得意なんですよ。
トライアスロンのバイクパートだけ集中して走るなんて面白いかも。
表彰式終えて着替えてもてぎを出発したのは18時前。
渋滞渋滞につかまりかなり遅くなる。
八潮でまこっち夫妻とパキスタン料理を食べる。
それでも首都高はまだ渋滞で、帰宅は22:20。
長い一日だった。