RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 大磯クリテリウム第3戦

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大磯ロングビーチの駐車場で開催されるクリテリウムという短い周回をグルグル回る自転車レースに参戦。
このように都心から近い場所で自転車レースが開催されるという事に時代の変化を感じる。
今日は修善寺サイクルスポーツセンターでウィンターロードがあり(岩月さん出走)、同ヴェロドロームではトラック競技の国際大会があり(ポール出走)、湘南シクロクロスもどっかで開催されており(こう君出走)、埼玉でもクリテリウムがあったらしい。


そして東海地方では平田クリテリウムで五郎さんのアシストを受けたイナーメの皿屋が4連勝。
そんな一日。


5:30起床。
体重は62.4kg。前日マイナス1.5kg。。
子供2人を起こして着替えさせて車に押し込んで、6時過ぎに出発。
7時には大磯ロングビーチ到着。7:15開門と同時に駐車場へ。
長男のレースが9:05からなのでまずはその準備。


【長男デビュー戦】


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カテゴリーはバンビーノクラス。小学生より下の子達。
エントリー3名。
なんか2名はちゃんとした自転車っぽい格好しているし!一人は変速機ついているし!!

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うちの子はバイキンマンのくつ下だし!!!


力走の甲斐あって無事3位で表彰台。


本日のメインイベントはさっそくに終了。


ワコーズさんのブースでGDの自転車をピカピカにしていただく。
漆黒カラーなので、より迫力が増した。このサービスは大変良い。
ありがとうございます。


【ウォーミングアップ】


さて、デビュー戦ついでにお父さんの方もレースにエントリーしているわけですので、そのウォーミングアップを。
神奈川西部のいわば地元地区なので、1時間くらいで走れる良い感じのコースはいくらでも知っているんだが、ここは心を鬼にしてローラーでアップ。
レース時間は40分ちょいと短いので、いかにレース前に身体にきっちりと高負荷をかけられるかが最重要。
固定ローラー乗るのなんてヒルクライムクリテリウムレースの時だけか。
そういう意味でたぶん昨年8月の乗鞍以来の固定ローラー。
つまらないしキツいので、レース前のウォーミングアップは一番嫌い。
レースではアドレナリン出てるから高負荷も耐えられるけど、ウォーミングアップでアドレナリンは出ない。
しょうがないなぁと思いながらいつもやっている。
レース時間の長いロードレースではウォーミングアップはそこまで重要じゃないので、好き。


試走で10分ちょい走ってきて、その後にローラーで10分流し。
ポチっと押して20分スタート。200W以上というのを最低ラインに考えていたけど、220-230W程度の巡航から270-280W程度のレンジまで上げていけた。

  • L3:20分、245W、99回転、144/157拍

心拍は上がり切っていないので10分程度レストしてからもっと上げる。

  • L4:10分、312.5W、159/170拍、96回転

170拍まで上がったし、これってほぼピッタリ体重x5倍。レース前にこれをきっちり出来たので、前回のレースよりは確実に良く走れる自信はついた。


気温は15度くらいまで上がったのか?冬っぽくなかったので、気合いの長袖ワンピで。



【レース:1周約1kmx33周】


海沿いにあるだだっ広い駐車場往復。1周1kmくらいだっけ。をひたすら往復。
ホームからバックへのターンは完全なUターン。バックからホームへは大きく円を描くからブレーキ要らず。
風強いのでゴールまで下ハンしか持たず、頭を下げて空気抵抗の少ないポジションで走る。


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今日は第3戦だけど、1・2はイナーメの龍太郎が連勝。当然今日も3連勝狙う。
イナーメからロヂャースに移籍した小室選手は強敵。
なるしまフレンドカラーの強かった加地さんもロヂャースで、O-vestカラーが強かったナベさんはなるしまフレンドだったり。


風が強いから少し間が空いて一瞬お見合いをしてしまったら命取りになる逃げが出来てしまう事もあるけど、第2戦よりもはるかにメンツが薄い今回ではこの風の中逃げられる選手が居なさそうな感じ。
小室選手、DOKYUの今田選手、龍太郎あたりが有力どころだけど、そこらへんが動けば皆動くし、逃げ切れる脚のない選手は泳がされてじきに吸収される。というのを繰り返す。


途中で龍太郎に話したら今日は逃げ決まらないだろう、と。
それならば、と考えたわけでは全然ないけど、タイミングよく飛び出せたのでしばらく一人で逃げる。
後ろから今田さんが合流。ちょっとイイ展開。2人で逃げてみる。
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2人で半周交代できっちり。
しばらく、ってだいぶ頑張った気がするけど、残り13から4〜5周回かな?
データで見ると9分くらい上がっているからもう少し長かったか。


けどそれも吸収。


カウンターとか狙うのか、ゴール勝負狙うのか、再度龍ちゃんに確認したらゴール勝負で行くと。
発射台になってくれと。そして最後はコーナーまで全力で突っ込んだらアウト側に抜けてください。自分はイン側からスプリントします。
と、ここまでちゃんとレース中にコミュニケーションできる事が素晴らしい。
今日の調子だと1周あればポジション上げられる自信はあったので、ラスト5周くらいから一旦ポジションを下げて脚を休ませる。
ラスト3から上がっていく。龍ちゃんが「後ろ入りました」って声を出す。
チームメートから信頼されて、チームとして勝ちを狙って動く。スゴく楽しい瞬間であり、また責任を感じ緊張もした。


ラスト2くらいで一人逃げが出来たけど、そのまま行ってしまうかという脅威ではないので泳がせる。
残り2周に入った後のUターン、つまりゴールまで2kmを切ったところで私の前の選手が折り返しで膨らんでオーバーラン
それで一旦減速してポジションを落とすけど、慌てず龍太郎後ろに居るのを確認して再度ポジションを上げていく。
すぐに前まで出られたけど、そこで先頭まで出てしまう。
一人逃げているのは明らかに泳がされていて、集団はいつでも追いつける余力残しているのが分かるので、ブリッジかけるのが得策ではない。
また一気に集団引き連れて吸収させてゴールスプリント狙う、って組織的に動けるチームもない。
吸収したタイミングでカウンターアタックかかったりするとその処理で更に脚を使わないといけないので、一気にペースを上げて吸収したくない。
だからといって追わないで集団のペースが落ちると、ラスト1kmに近くなるのでさすがにアタックが散発して追いつく動きが出てくる。
1人しかいないエースは地脚あるので一番勝ちに近いとは思うけど、圧倒的に皆にマークされる存在なのでアタック合戦になるのが一番リスク。
どのアタックが決まるか分からない状況で全てに反応してさらにゴール勝負で勝てればいいけど、ラスト1kmで躊躇してお見合いになったら負け。
というわけでじわじわと差を詰めてゴール前までにじっくり追いつく、というのが最善だと思われた。
このままいけばそのうち追いつくから、と皆は後方待機でバチバチとアタック合戦にならずに素直にゴール勝負できるから。


ラスト1周から先頭で速くないペースだけど確実に前との差を詰めていく。
折り返しではもう3秒くらいだったので、逃げ切られる心配はない。
けど一気に追いついて不安定にはしたくないので、あくまでもじわじわと追い上げる。
そしてラスト600mくらいで吸収。
後ろには龍太郎がついているので、迷わず早めではあるけれど最後のコーナーが自分のゴールだと思って最後の力を振り絞って全開でもがく。
そして作戦通りコーナーはアウト側に抜けて後は龍太郎に託す。
後ろからゴールスプリントの集団を見て龍太郎が優勝したのを見て、自分の事のように嬉しかった。
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見事クリテリウムで3連勝。の中村龍太郎。
大学時代信州大学自転車部で走っていて、昨年4月に就職して”ちゃんとした”社会人に。


いやー、イナーメはホント良いチームになってきた。




帰りは多少渋滞あったけど2時間で帰宅。
夕飯後に二日早い長男のバースデーケーキ。
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CONCeNTさんにお願いしたケーキ。
長男曰く、『100%美味しい。大好き』




今日は大変充実した一日だった。
おかげでブログ書いていたらこんな時間に。
ただいま23:30。早く寝なければ。


最後に、ウォーミングアップ&レース中など子供達の面倒見てくれたちゅなどん、ありがとう。