RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 富士国際ヒルクライムロードレース

49分05秒、298.8W、172.1拍、68.5回転


結果は、全然ダメでした。ハナシになりませんでした。自分の予想と現実に3分ほどのギャップがありました。



何はともあれ、今日は二つの事を書かねばなりません。

一.スタート時に厚かましく先頭に陣取って申し訳ございません。

昨年は46分で6位くらいの結果だった。その他もろもろを考慮して自分は今年そこを狙う意気込みで、シマノやアンカーやラバネロの選手達に混じって最前列に並んでしまいました。結果的に2kmほどでジリジリと遅れていって43番目くらいでゴールする事になったので、『お前なんでそんな場所からスタートしてんだよ』って言われてもしょうがありません。身の程知らずで迷惑をかけることになってしまった事お詫び申し上げます。

一.出走サイン忘れた、、、

久し振りの実業団レース。アップをしながら、この後はホイール換えて、着替えて、荷物を車に積んで、鍵と防寒具を中畑監督に渡して、サインをしてからスタート地点に行って、、、とちゃんと考えていたのに、すっかり最後の箇所だけ忘れてしまっていた。よって今回私の記録は残っていないと思われます。とってもお恥ずかしいです。

                                                                                                1. +

レース前はかなり集中していたので、結果はどうであれ、少し気持ちを緩めます。今日くらいは。
帰り道にマックでメガエッグを買い、かぶりつく。病み付きです。何か中毒性のある味に感じます。


いい結果を出して晴れて飲み食いしたかったですが、、、なにはともあれ夜は会社の同学年パパ仲間の家族を家に招いて、大人7名+赤ん坊3名のホームパーティー。
ビール・ワイン飲んで、料理をこれでもかと食べて、〆にケーキをたらふく食べました。


また明日からがんばろう。レースレポート等は後日。

                                                                                            1. +
■ レースレポート ■


● 当日朝 ●
5時起床。すぐ出発。6時30分前には到着。10時スタートなので余裕すぎる。当日受付を済ませて、中畑監督に挨拶をして、ゆっくりと準備をする。
毛布を広げて、ローラーを出して、チェーンを掃除して、ゼッケンをつけて、、、いつになくのんびりとできる。
食事は少しずつ胃の負担にならないように食べる。起床時体重は59.5kg。カーボローディングで炭水化物をたくさん取りながらうまく落とす事が出来た。エネルギー切れにならないようにパンや大福やゼリーなどを少しずつ、絶え間なく摂取。


● ウォーミングアップ ●
予定通り1.5時間前からウォーミングアップを開始。前回の富士HCと同様に、30分ほど流した後に短いソリアを繰り返しながら心拍を上げていく。


1分走:321.1W、156.0拍、94.2回転
(2分休み)
2分走:328.3W、163.2拍、90.8回転
(3分休み)
3分走:309.0W、168.2拍、90.8回転


ここまでで心拍は178拍まで上がったが、最後は3分維持するのがやっとでパワーが出なくなったのでやめた。
思っていた以上に脚に疲労が残っていた。特にふくらはぎの下、足首の上の筋肉痛がひどい。。
流してから降りる前に一度5秒ほど全力でもがいてから終了。降りてから片付けなどをして後は10分前までに出走サインをするだけだったのだが、、、肝心なそれを忘れてしまった。


● スタート ●
スタート前にシマノの選手とコースを走りながら話していて、その流れでスタート地点に戻って上位陣の選手達と並んでスタートを待つ。前述したように、もっと遠慮しとくべきだった。


スタート後はアンカーとシマノが前方でペースを作るが、超スピードで引いてあっという間に人数を絞るという感じではなかったように思う。昨年は私は走っていないので比較は分からないが、レース後に真鍋選手と話した感じでは今年の方がスタート後は落ち着いていたようだ。
それでも初めの2kmはやはり坂がきついので、40人、35人、30人、、、と徐々に減っていく。自分も35人くらいの集団から徐々に遅れていく。歴然とした力の差によりあっけないくらいにすぐにレースは終わってしまう。ヒルクライムレースの厳しいところである。
しかし絶対に坂に負けないように、できるだけいいタイムで、できるだけ自分の限界レベルで走り続けるようにと気持ちが切れないようにがんばる。


・・・ここからは特に書くことはないがとにかく34x27まで使用して、常に前に進み続ける意識で粘る。
それにしてもヒドイ勾配の坂だ。まさに拷問に近い。上り続けるのがやっとなのに、毎日トレーニングしている自分よりもはるかに速く上っている人たちが、サラリーマンレーサーも含め40人以上いるという現実はなんと酷なことか。そんな事を考えていたら30分−35分で少し出力が落ちていた。そのおかげでそこからゴールまでは約20W程度上がっている。ちょうど鈴木真理君と前後して走っていた辺りだと思う。


そんなこんなで最後まで自分のペースで走りきった。



ゴール直前。お客様から頂いた写真。どうもありがとうございます。
後に移っているのは大塚潤選手。昔U-23の全日本で勝っていると思う。U-23全日本は私も勝ちたかった。インカレ優勝よりもナショナルチャンピオンの方がはるかに重い。
昨年の乗鞍をはじめいくつかのレースで私ととても近いポジションで走っている気がする。


● 反省点その他
自分の期待と結果が大きくずれたレースだった。


アップの時から感じた脚に残っている異様な筋肉痛について原因を考えてみた。金曜のショートインターバルは本当に短いのでそんなに筋肉に疲労が残るほどでもないし、土曜に中国人から受けたマッサージもだいたいいつもと同程度で、特に刺激が強かったわけでもないし。。
後日階段を下っている時に気付いた。あぁ、これだ・・・
金曜日夕方にEvacuation Drillがあった。会社での避難訓練。これでオフィスのある48階から地上に出る3階までひたすら非常階段を降りた。地上での点呼では多少膝が笑っていた程度だったが。。
明らかに普段使わない筋肉が張っていた筋肉痛の原因は間違いなくこれだった。ちなみに土曜日の夕方から特に感じるようになった。


あとゴール後にRブレーキがホイールに当たっているのを発見。スタート前にブレーキアーチを手で動かして左右のクリアランスをきちんと合わせたのだが、それくらいあまりアーチをきつく固定していなかったので、なんかの拍子でずれて片効きしてしまったのだろう。
使い慣れていない機材だと予想もつかない事が起きる。なんて当たり前の事を再認識。けどどうせ勝てないレースで失敗をしていて良かったとも思える。今回のレースがあったから、これで美ヶ原で絶対に失敗をしないようにできる、とポジティブに考えよう。


出力的には体重x5倍を越えての49分だった。まだまだレースでは目立たないけど、少しずつ確実に前進はしている。
結果はよくなかったけど、出てよかったと思う。今後の結果につなげる事はできると思う。