RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 乗鞍:レースレポート

チャンピオンクラス 8位、58分29秒


結局昨年より1分53秒タイム短縮したけど昨年と同じ順位。現状として受け止めるしかない。
上位順位は下に書いたとおり。村山選手と大塚選手が上位に来なかった。アダムがきたのは意外だった(失礼!)。


■ 起床前後 ■

前日はなんと20:30就寝!とっても疲れて眠くなっていたので夕方以降すぐにでも寝たい状態だった。
ただ久し振りにレースを前に緊張していて、夜中に幾度となく目が覚める。
起床は4:15。さすがに高地で朝は冷えるので、朝一で24時間源泉かけ流しの温泉につかりまず身体を温める。
その後にゴローさんに持ってきてもらったお気に入りのレーズンパン、マフィン、野菜ジュースの朝食。炭水化物だけ取ればいいんだが、あまりにもたんぱくだとレースまでに空腹感が出てくると思いちょっと脂肪分も含まれるマフィンも食べた。ただ比較的軽め。あとはパワーバーとかエネルギージェルをちょこちょこと摂取してエネルギーを溜める。

■ ウォーミングアップ ■

5:50よりアップ。
最近は実走感とダンシングを重視する為可能であればローラーではなく上りを実走してアップしている。
軽くコースを上っていったら2kmちょいまでしかいけなかったので、あとはひたすら下る。スタート地点から6kmほど下ってから折りかえし。軽いギアでダンシングも入れながらテンポで上る。心拍は最初150くらいから始めて、勾配がきついところでは160台まで上がり、そこからは徐々に上げていき、15分で174まで上げた。
一度スタート地点前で落として、人ごみの中をゆっくり進み、スタート地点から2kmまで再び徐々に上げていく。7分で176拍まで上げてアップを終了。7時にスタート地点前に戻り、イナーメチームの所へ行きアップオイルを塗ってもらい準備完了。


(アップするゴローさん)



一番の懸念だった天気も奇跡的に快晴になり気温も寒くもなく暑くもない。絶好の天候だ。
アップを終えて、レースはアンダーウェアなしで長袖のロード用ワンピでいくことに。


■ レース ■

(レース中はいっぱいいっぱいだし酸素も薄いので、正確性はそこまで高くないであろう点ご了承ください。)
スタートはスムーズに行き左コーナーへはいい位置で進入。そこからいきなりクリスがアタックして3名ほどで飛び出す。自分は狙わない宣言をしているゴローさんがそれを追い、私に『ついてこい』と合図するが、スタート後500mではあまりにも早すぎるので『行ってください』と丁重に断る。それを追って前年優勝者の宮崎も飛び出す。
そんなこんなでのハイペースも一応まとまり一つの集団になるが、序盤から速いのでかなり辛い。少し落ち着くとクリスがまた飛び出し気味にスピードを上げる。森本選手も積極的に前を走る。
クリスはコースを一度も走っていないので、序盤からのアタックは無謀だと思い、全て見送る。途中クリスがロードレースの如く強烈にアタックして、森本選手もついていき、3名ほどが先行。このレースを虎視眈々と狙っている鵜沢選手もゴローさんの『鵜沢いけー!』の声と共に前方へ。強力なメンバーはすごいスピードで飛び出して先行。さすがにこのまま決まりかねないので、狙わない宣言のゴローさんは私の為にその差を埋めるべくアウターにかけ全力で追走。私はその後にぴったりとつかせていただき辛くも合流。ほんと序盤からしんどい。ただ合流したあと前の4人(くらい)も少し落ち着いていたのでやはり相当きつかったんだろう。まだこの時点で後を見てもたくさんいる。
三本滝でタイムを見たら16分12秒。昨年よりかなり速い。昨年はこの後で千切れたが、今年はまだ余裕があった。しばらく若干まったりと進む。
有力どころでは下林選手・村山選手の姿はあまり見ない。
藤田選手は相変わらずいいポジションをキープ。楽なのかキツイのかは読めない。
鵜沢選手はかなり余裕がありそうで、常に周りをチェックしている。相当優勝を意識しているのが分かる。
森本選手はとにかく積極的。
クリスも無謀なんじゃないかと思うほど積極的。
千田選手(昨日名前を挙げ忘れたが、数日の投稿で言及したMTBの強い選手。昨年は全日本選手権で3位)も積極的にアタックしている。途中千田選手がアタックして独走していた。
中間点あたりからだろうか、クリスと森本さんの2名が完全に抜け出して二人で逃げている。
千田選手も前にいたか?このあたりは記憶が鮮明ではないが、たしかかなり後半にようやく捕まえた気がする。
後続は藤田選手・鵜沢選手・よっしー選手・アダム・私などなど。私は勾配がきついところでいつもより力が出ていないことを感じて少し苦しい。よっしーさんはいつもよりも好調そう。鵜沢選手はこの位置で終えるとは考えていないだろう。どこかで詰める予定だ。藤田選手は安定した走り。
位ヶ原山荘で41分ちょい。その先で少しばらけて鵜沢選手が少し抜ける。ただアタックしたというよりは集団がばらけたタイミングで前に出たという感じ。前から落ちてきた千田選手を捕らえて、森本選手・クリス ―10秒以上― 千田選手・鵜沢選手 −数秒− 集団という感じ。ここが踏ん張りどころと思い鵜沢選手には追いつく。
ラスト5kmくらいで前2名+後6名(藤田・アダム・下林・千田・鵜沢・高岡)という展開。いつもは超積極的な走りの下林選手が後半まで全くなりを潜めていたのは、好調ゆえ勝ちを意識してか?
前を見るとクリスが遅れて森本選手が独走を始めている。当初から考えていた通り、ここからが勝負なんだが、、、私は大雪渓前のきつい区間で力が残っておらずジリジリと離れてしまった。今回の私の平均心拍は171だったのだが、ラスト3kmは170を下回ってしまっていた。
鵜沢選手が勝負どころでやはりペースを上げて、藤田選手がきっちりそれに追走して、2名がクリスを捕らえた。トップは森本選手独走優勝で2位争いを制したのは藤田選手。3位鵜沢選手、4位クリス。以下バラバラバラという感じ。


優勝の森本選手は強かったにしても、2位争いのところには残りたかった。
悔しい。というのが今の率直な感想。


また後日色々と書きます。