RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

木祖村2days 二日目

2:30頃に目が覚める。4.5時間だ。
当然二度寝。そして起きたのが7:50。4.5時間を2クール寝た感じか。
田舎に来ると空気キレイだしやる事ないのでぐっすり寝れて最高だ。1日で二晩分寝れた。

和朝食食べてからのんびり準備。
チームメートから充電器借りてDi2は無事充電完了。どうも有難うございました。
10:30前に宿を出発してチームメートのユキと二人でコースまで7kmほどを自走で走る。
一人では万一の時に困るので一緒に行動。

スタート75分前にチームテントに到着。

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本日も快晴で気温もかなり高くなるそう。ありがたい。このチャンスを活かさねば。

レース前にチームメートのみずちゃにマッサージをしてもらう。旦那さんのまこっちのマッサージを日々行っている為非常に慣れていて上手。

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今回のバイク。Pinarello Dogma F8。ホイールはLightweight Standard CL。タイヤはSpecialized TURBOにラテックスチューブ。
ホイールの印象はかなり良かった。チューブラーよりもショック吸収は良くて走りやすい。
コーナーリングのグリップも今回はかなり良く感じたので下りで攻めることができた。


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今日はゼッケン#1をつけリーダージャージを着用しての出走。気合いが入る。


タイム差ゼロのくせにリーダージャージ着てしまいしかも勝負の局面に残れるチームメートはいない。
対してタイム差なしの2位は那須ブラーゼンで、プロチームなので当然ながら4名とも油断できない脚を持っている。
圧倒的に不利だけど、昨日出来たんだから今日も同様にトライするのみ。距離長いし日常生活と違いよく眠れたので今日の方がはるかに調子良いはず。


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20年前と同様のジャージという若干のハンデを負いつつ、12時に最前列からスタート。

■ レース:132km、2位 3時間08分くらい(TOP+0秒)、Ave 215W / NP 260W、90.6回転、142/170拍、平均ペダリング効率45.4%、L 51.8−R 48.2%


昨日同様序盤から常に先頭が見える位置にいて逃げ集団に注意。
1−2周目は皆元気なので逃げは決まりにくいので、すべてをチェックすることはしない。
チームメートのユキが序盤の逃げはチェックする。
当然総合2位の下島選手と3位のおっぺいまで10秒と差はないので、そこのマークは外さない。
ユキがチェックに入っているとはいえもし強い選手の逃げが決まってしまった時、私の総合守るためにユキが先頭交代せずに逃げ集団についていったとしても、最後まで生き残ってゴール勝負まで行かないだろうからプロ選手たちの脅威とはならない。
そのためチームメートが前にいるとは良いメンバーでの逃げには注意する。
良い逃げができたら決定的とならない段階でブリッジして合流したい。そうすれば前に入っているチームメートが活きてくる。


序盤のアタック合戦はやはり皆元気なので決まらない。ひと段落して疲れてきて上りで少しバラける頃に逃げができた。
上りでバラけたのちに下りで一気に踏んで差を広げて逃げ集団を形成。
はじめは4人くらいだったが、後ろからどんどん合流して、最終的に14名くらい?
ポイント賞狙いの栃木ホンダチームは3名入っていて大所帯。他チームは概ね2名ずつ。
おっぺいと私と駒澤大学は単騎。
これは決まるだろう。
ポイント賞取るまではなんとか逃げ続けたいホンダの意向もあってから比較的速いペースで進む。
ポイント賞はホンダが全てきっちり獲って、しばしのち気づいたら皆離脱。

総合上位3名が入っているので8・10・12周回のボーナスタイム争いが非常に重要。
それに向けて若干牽制気味になり集団のペース落ちてきて、8周目の上り前に一時後続集団と15秒差まで近づく。
ただ当然何がらボーナスタイムの上りペースアップで差は拡大。
昨日のゴール勝負の感触から、ボーナスタイムでも勝負できるんではないかと思っていた。
というか当然総合2・3位はボーナスタイムで逆転狙ってくるので勝負しないといけない。
しかし1回目のボーナスタイム狙って上りでスプリントかかった時に、全くと言って二人についていけない事が分かってしまった。
スピードが足りないというか、ラスト200mくらいから頂上までもがき切る脚が残っていない。今日の方が走れるだろうと思っていたけど確実に昨日より疲労がたまっていてダメな足だった。
おっぺいと下島選手にボーナスタイム取られた時点で総合は逆転。
しかし上り後ではちゃんと吸収。そうこうして集団の人数は8名ほどに。
2回目のボーナスタイムもおっぺいがかっさらって、タイム差は1秒まで縮まる。ゴールで負ければ総合でも逆転される。

逃げ集団でローテーションしてたら急に右太腿に激痛が走る。攣るとは別の痛み。うまく説明できないけど、今までには全くない筋肉の痛みだった。
しばらくペダリング止めて手で筋肉を抑えて少し揉んでみる。トンネル前だったがそこで集団からは離脱。
手で揉みながら再スタート。10秒ほど集団と差が開いている。
トンネル越えてダムを横切る。先頭は7名くらいだけど私の離脱に気付いていないようでペースは落ちているように感じた。
少しずつ足に力を入れていきレースペースに戻していく。うまい具合に先頭集団はペース上がらないまま前を走っているので少しずつ差を詰めて、ゴール前の上りに入る前になんとか再度合流できた。

おっぺいが『このままだと俺今日勝つな』と余裕かまして言っていたけど、実際走っていてそんな感じだった。
ボーナスタイムでは競えないくらい脚の差があったので、3回目は諦めた。
後半妙にニールプライドのブルノがアタックしてくる。先頭交代はせずに脚貯めてアタックして、かなりの勢いで飛び出すがその後続かず、というのを繰り返している。
私はと言えば、ボーナスタイムもダメでおそらくゴールスプリントでもダメなので、出来る事と言えば集団が緩んだタイミングで抜け出して逃げを試みるくらいか。
そんなことを試してもみる。一度トンネルのくらいのをいい事に地味にペースアップして抜け出しに成功。
ブラーゼン西尾選手が付いてきた。下島選手と私は総合争いしているので当然引かない。ゴール前の上りで集団に吸収される。

対岸のワインディングで終盤におっぺいが地味にグワーッとペース上げた時があって、正直後ろにいてもキツかったけど、後ろは若干中切れ気味だった。
あぁやっぱり皆結構脚にきているんだなと判明。

そうこうしてる間に7名くらいでラスト1周へ。もう全力で500mの坂を駆け上がるしかない。
最後は皆慎重に上り始めて早駆けする人がいない。ラスト300m切ってから坂が急になるところがあって、そこからスプリント開始。
やっぱりおっぺいが強い。踏み出しで飛び出す。ブルノと下島選手と私が続くが、ここは全力出し切って2名を振り切る。
そしておっぺいを追いかけるが、差が縮まらず。昨日と同じ並び順でゴール。2位。

http://kisomura2days.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/2016-Stage2.pdf

総合順位はおっぺいに逆転。下島選手とは秒数では同タイムながらコンマ秒で私の方が勝っていて、総合2位。

http://kisomura2days.com/wp/wp-content/uploads/2016/05/2016-general.pdf

思えば2009年ステージ優勝&総合2位。2011年ステージ優勝のちリタイア。2015年総合優勝。2016年総合2位。となかなか相性が良いみたい。
スプリント強くないのでボーナスタイム稼ぐのは大変だから、もう少しTTで上位に入らなければ、総合優勝は難しいな。

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宿まで自走で戻りお風呂入ってから帰宅。17時頃に出て、東京に着いたのは21時過ぎ。
付き合ってくれた長男の希望により22時近い時間につけ麺を食べて帰宅して遠征荷物の片付けしてからブログをアップ。
レース記を書き終えたかったけど2時近くになってしまい断念。
日曜夜からこんなでは疲れ取れずコンディション維持するの難しい。