RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 乗鞍用

【 フロントシングル? 】


今回乗鞍ヒルクライム参戦に際し、ヒルクライム用自転車で臨む機会に恵まれた。
HC専用、なので、赤いRXRはそのままそっくり残しておいて、万が一HC用が合わなそうだったらRXRで出ようと思っていた。
なのでパーツは全部調達しなければならない。
幸い手持ちの様々なパーツを寄せ集めたら、かなり軽量な自転車ができそう。
それでもパーツ類は全部過去に使用していたモノたちだから、使用に際して不安はない。


せっかくヒルクライム用、っていうか私はヒルクライムは乗鞍以降は来年まで出ないので、『乗鞍スペシャ』を作るのだからフロントギアはシングルにしようと思った。
けどどうもチェーン落ちのリスクがあるらしい。慣れてコツをつかめばいいのかもしれないが、なんせ今回時間がない。
なので悩んだ末にアウターをつけることにした。
ただ乗鞍のコースを考えると、アウターを使うのは三本滝前の一箇所だけ。そのためにFメカ+ギア板+ワイヤーで160gくらい?をつけるのか。。
って考えていたらいいこと思いついた。


42x34/11-21。どうだ!


って思ったが、問題山積み。
42Tの歯がインナー用なので歯先の加工も変速用のピンもない。当たり前だが。
歯数差が小さいから割とうまく変速するかなと思いきや、全然だめ。
あとアウターが非常に小さいのでREDのFメカを下げようとしたら、ガイドがチェーンステーと干渉する。
しかしこれはたまたま余っていたカンパChorusのFメカにして解消。
・・・と思ったら、Fメカのバンドがボトルゲージ取り付け穴と重なる。。。
ただしこれは重なっても問題ナシという結論になり、Fメカの位置優先で留める。HC用だからWボトルは要らないからちょうどよい。


そんなセッティングで今朝はアップダウンのあるコースを変速しまくりながら走る。


ギアの位置とトルクを抜くタイミングをうまくしないとスムーズには変速しない。
その分スムーズに変速した時はけっこう気持ちいい。
Di2のボタン一押しのストレスフリーとは対極を行く変速だが、昔に戻ったようで変速技術も実力のうち、ってのも悪くないな。


42-34の前ギアの組み合わせってけっこう面白いと思う。


けどあまり万人向けにはオススメしません。
フレームとの相性を含めてうまく機能するFメカを探したり変速性能を向上させるような細工をギア板にしたり、という事をしないと"普通に使える"レベルにもならないと思いますので。


いつもありがとうございます、O畑さん!