RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

ツール・ド・ひたちなか 200km

6時起床で6:30頃に家を出る。8時過ぎに到着。
今年出ているレースは全部都心から近いところ。
1.5時間は一番遠い場所かな?
こういうレースがどんどん増えてほしい。

朝食はバゲット1本。4種類くらいの具でサンドイッチにして食べた。
調べたらバゲット1本で700kcalくらいらしい。

こんな感じに素晴らしい天気。だけど寒いのでメッシュアンダー、長袖セパレートワンピ、長袖ジャージ、薄手のウィンドブレーカーを着て出走。

スタート時はこんな着膨れ。

ヘルメット&グラスはAERO R1にバイザーというエアロ最優先で。エンデューロの鉄板組み合わせ。


レースレポ:
家から1.5時間で到着で来て長距離を速いペースで走れて、勝つ為の戦略考えたり実行したり出来るエンデューロレース。
最良のトレーニングになると思いエントリ。
人数少ないなぁ、メンバー薄いなぁと思いながらまこっちに強い人誰か聞いたら、最後はその通りのメンツになった。

私の走る200kmのレースは10時にスタート。
サポートライダー居ない中参加者数少な目なので序盤から厳しいレースにしたら後半地獄を見るので序盤はゆつくり。1.5分後スタートの100kmクラスと合流。
そっちにエントリーしてるキク・バシ・クニの同年代トリオの走りを見ながら引き続きのんびり。3人とも背格好が似ている。

ポケットに食料てんこ盛りの序盤。まだウィンドブレーカー着てる。
今日は計画的・定期的に補給食を摂取することが出来た。

エンデューロっ比較的まったりと進む事が多く、そのまま大人数でゴールスプリントになったらつまらないのでラスト2周からS/F地点後のテクニカルな緩い登り区間から広い直線区間に出るまでスピード上げて集団を伸ばす。
ラスト周回も同様にやったけど特に集団が崩壊するには至らず。
そこから後ろに下がり100kmクラスのゴールスプリントを後ろから眺める。
遥か先に小さくしか見えなかったがキクは2位だったらしい。残念。

100kmリザルト→
http://www.bikenavi.net/result/2018pdf/BN18_03Hitachinaka_301.pdf


ウィンドブレーカー脱いだけど、まだ長袖ジャージ着てる。防寒もあるけど追加の食料用ポケットという目的も。

さぁここから200kmのレース後半戦。集団が落ち着いて見たら10名。
淡々とローテーション回して、キツそうな雰囲気感じたら上りでペースアップしてリストラする。残り10周(あと47km)で5人かな。

残り8周でもう一人切れて4名に。
RXまこっちと私。竹芝城所氏、湾岸石橋氏。
レース前の下馬評通りのメンツに。さぁここからが勝負。

本気モード。全部脱いだあとはロード用ワンピ長袖。
エアロです。


残り5周に入る前くらいの上りでまこっちがアタック。城所氏は難なく着いて行く。石橋氏は着いてけない。
しめしめ。石橋氏の脚がもう残ってないのを確認して、次の上りでサヨナラして前2人に合流。これでRX2名+城所氏の勝負に。

今日はまこっちに勝ってもらいたいと事前に伝えていたので、そのシナリオ実現に向けて作戦を。
まこっちには後ろでずっと脚を温存してもらう。
しばらく私と城所氏でローテーション回してキツくなってきたところでまこっちがアタックして城所氏が着いて行けなかったらこちらの勝ち。
その後にアタックして追いついて2対1の状況にしてゴールを目指す。

1周もしないうちにまこっちがアタック。あーダメダメ。タイミングが早過ぎる。
もっと先頭が疲れてくるまで待たないと。2周くらいローテーションして疲れるのを待とうと。

しかし、まこっちのアタックに反応した際の城所氏のスピードがかなり素晴らしく、これは反応できなくなるくらいまで脚を削る必要あるな、と感じた。
2人で先頭交代するんだけど、そこまで弱る気配がない。
きちんと先頭交代するんだけどうまく脚を残しつつ走っている。
こちらもローテこなすのがキツイくらいまで上げられていない。少し焦る。

これはまこっちのアタックで突き放せない。
作戦微修正してローテで脚削るのではなくアタックして追いかけっこに持ち込みまこっちに有利になるようにと。
ところが、城所氏はスプリンターというだけあってアタックへの反応が滅法良い。
どうしても差をつけられない。
そしてインターバルにも強く何度やってもきっちりと後ろについてくる。
コレはマズイ。
2対1の状況に持ち込んで勝てないとか、かなりカッコ悪いし。しかし敵はスプリンター…

死力は尽くしたけど振り切れずに最終ラップに。
まこっちもアタック合戦に耐えてしっかり残ってる。
ラスト2kmくらいのアンダーパスの上りからうまい具合にまこっちがアタック。
しかしコレも城所氏しっかりチェック。けどおかげでへんな牽制なしに一定速度のまま最後の勝負へ。
まこっち先頭のままコーナーから始まる上りへ。
何度もアタックしてイメージは出来ている。
頂上超えてからゴールまで下りがあるので仕掛けどころは難しい。
振り切れるのなら上りでかけても良いが、何度も何度もアタックへの反応見てるので普通もがいては振り切れない。
相手が先行しないと勝てないと思ってたので上りで一瞬だけ踏んでフェイク先行。
けど相手もゴールまでの距離を考えて仕掛けてこないので2人で並走しながらスプリントのタイミングを図る。
ここでまこっちが左のラインから絶妙な早駆け。
当選城所氏が追うしかなく、まだゴールまで踏み切れない距離で実質スプリント開始。
私はうまくその勢いを借りて一気に右からスプリント。緩い下りスプリントだったけど相手は二弾がけする脚は残ってなかったので、突き放して勝つ事が出来た。
スプリンター相手で勝てるとは思わなかったから意外な勝利。

200kmリザルト→http://www.bikenavi.net/result/2018pdf/BN18_03Hitachinaka_401.pdf

まこっちを勝たせる事は出来なかったけど連携して勝てた嬉しさは格別。


非常に有利な状況にもっていきながらもギリギリ勝てた、ので内容的には完璧ではないけど、楽しかったしまた次に繋がるからいっか。

富士チャレ200といいおきなわといい今回といい、スプリントして勝つのがまぐれではなくなってきた。


応援にきてくれた福田さん、ありがとう。