RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

ツールドおきなわ レース前

今回のレースでのライバルは、井上亮選手。
もうここ2週間ほど、彼のことしか考えていない。
考えていない、というか彼に怯えている、と言っても過言ではないかも。
とにかく体力レベルの高さが素晴らしい。
他の競技での実績もあるのでアスリートとしてのアプローチを知っている。
おきなわでの実績も5−3−2位と来ている。
富士チャレでもその実力をまざまざと見せつけられた。

ただポジティブな事考えると、彼のパワーが高いのは今年突然強くなったわけではなく昨年からの事で、少なくとも昨年のレース時点では私は決して負けていなかった。
なので今年も私が自分の100%を出せればかなわない事はないと思う。
どんなに強力でも、私は千切られずに付いていくことに専念すればゴール勝負でも分はあると思っているし。

ロードレースは体力測定会ではない。
ゴールラインに誰が一番に飛び込むかを競うゲームなんだから。
ゲームを楽しもう。
ライバルは強い方が楽しい。
自転車にようやく乗れるようになったチームメートのまこっちを思えば、後半の苦しみの連続を味わえる事すら幸せなんだ。この最高の舞台で。



とは言え他でも注意する選手はいるので。

筧五郎。調子上げてきているし、経験もあるので、不気味だ。
沖縄入りしてから一緒に飯食ったりしてるけど、異様なリラックス具合もまた不気味。
リラックスしているとはいえ9−10月に2ヶ月連続で3000km走った練習量は脅威。
一緒にゴールまで行きたくない。

コンノゲンタ。こちらもおきなわに向けて集中して上げてきているので要注意。
ただ5時間超のレースでは未知。
ゴールまで連れて行ってはいけない相手。

岩島選手。過去優勝経験あるし、調子を上げてきているので注意。毎年のことか。

小畑選手。調子を上げてきているし経験もあるしゴール勝負も強いので、注意。

森本さん。相変わらず走ってみないと分からない選手。はまれば5時間超も強い。今年の全日本選手権では強かった。
羽地で千切るかゴール勝負するかはその時になったら考えよう。

清宮選手。実力者。あまり情報ないので、余計怖い。ゴローさんが秋に一緒に練習したら強かったらしい。

中村龍太郎。頼む、今年もバテてくれ。



王者の走り、とか考えずに今年は自分より力のある選手がいるという前提で、慎重に勝負どころを冷静に見極めて走ろうと思う。
あ、例年通りか、、
けど今までのように独走ぶっちぎりはないと思うので、違った展開になる事を現地入りしてからずっと想定している。
展開的には2015年・2014年に近くなるかな。