RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

JAPAN CUP オープンレース からのogino

朝から雨ざぁざぁ。
5:20起床だけど、コーヒー淹れたりetc.してたら出発は6:15くらい。

2時間くらいで宇都宮に到着。こちらも雨。気が重い。

さっそく着替えて雨装備して受付済ます。
ゼッケンつけたりして準備全部済ませて10時前からウォーミングアップへ。

ホールはBora 35 CL。
SOYOラテックスチューブにタイヤはContinental GrandPrix TT。後ろ25Cで前23C。
タイヤはホイールに装着されていたから、これでいいや、と。
結果論だけど、あまり良くなかったみたいだけど。
けどではどのタイヤにすれば良かったかというと、うーん、答えはわからないなぁ。

チェーンは新品に交換。今回は普通のチェーン。
ツールドおきなわにはまたザイコーチェーンで臨む。
結局今年はチェーンの運用はいきあたりばったりだったなぁ。

今日交換したのはSACRAのSLFチェーン。
6月下旬の全日本選手権で使用して、その後ALBIまではVXRSだったので使用していなくて、9月から再度乗り始めたので、4,500kmくらい使用かな。
幕張5時間は川崎3時間雨の中エンデューロや、那須〜日光〜東京の200km超二日間連続雨なども経て、その間チェーン洗浄や注油もしていたんだけど、まだチェーンの穴にはグリスが詰まっていてちょっと驚き。
ピンの連結部に残っているかまでは不明だけど。


ウォーミングアップ:’42 17km 403KJ

鶴カントリーの方を使ってアップ。じっくりと足をまわす。雨で寒くて全然回らないけど、
鶴CCの急坂をシッティングで上るとパワーは300W後半まで上がるのでアップに丁度よい。
2分で348Wとか。
雨で寒い中調子良いわけもなく、けどなんとかなるだろうくらいな気持ちでアップ終了。

緊張からかスタート前にトイレへ。
ギリギリまでレインウェア脱ぎたくないなぁとか考えていたら既にスタートの位置取りは絶望的。
まぁこの天候で今回サポートも居ないので前方に位置しようとは思わないが。

■オープンレース:10kmx7周 48位(top+7'17)

180名ほどのレースは11:00に雨の中スタート。
スタートは最後尾から。このコースはスタート1kmもしないうちから古賀志林道のキツイ上りが始まるので位置取り重要。
とは言え道幅は広くないので一気に前まで出るのはムリ。
作戦としては、極力脚を使わないようにしつつも少しずつ頂上までに順位を上げていく。
下り終わって平地では先頭は遥か彼方になっているはずだけど、序盤は後続もまだ追走してどっかで追いつくはずなので、それにかける。

だいたいその通りの展開になったんだけど、ようやく追いつく頃に集団前方でペースアップがあったりで、常に前には出られない。
前方で上りをクリアしないと下りで必ず差が開いて、平地になってから追いかける羽目になり、、の繰り返し。
そうこうしているうちに集団の大きさは確実に周回を重ねるごとに小さくなっていく。
3周目くらいには平地で先頭付近まで行けたかな。
4周目の上りに入る直前のちょっとした下りで集団中盤で落車。
5−6名が転んで道が塞がった。直後を走っていたけど、後輪ロックしてギリギリで突っ込まずに止まれた。
完全に止まってしまってからの再スタート。
ロスとしては15秒とかだと思うけど、もともと集団の良い位置で走れていなかったのですぐには追いつかない。
今日のコンディション考えても怪我せず完走できればいっか、と容易に諦められる感じだったので淡々と走りだす。

遅れた選手5名ほどでパックになって追走。
なんとなく前は見えていたので、諦めずにローテーションして1周かけて追いついた。
そこからは集団でおとなしく走る。
学生勢が多い。LEOMOも複数居て、強そうだ。
上りで前に出ないと下りで離されて平地で脚を使って追走→キツイから次の上りでも前に出られず、という悪循環。
分かっているけどどうにもならない。


そろそろ勝負に備えねば、と思い6周目は少し頑張ってみる。
そのおかげで下り終えても先頭付近にいられたと思う。
そしてラスト周回の7周目に入る。

ラストで必ずアタックとかペースアップがあるので、上りは全力で集団前方キープするべく上りの前で順位を上げる。
湖沿いの少し下っている広い道で外側から前方に出る。

この写真の直後、上りに入る前に緩く左に曲がりながら橋を渡るその前で後輪がスリップして単独落車。
誰も巻き込まなかったが不幸中の幸い。
自転車が車に轢かれそうになりながらもなんとか避けてもらえた。
ヤマケンが撮影しているまさにその目の前で、、

ほんと怪我だけはしないようにって思ってスタートしたんだが、この結果。
言い訳も何もない単独落車。
原因はやはり弱かったからの一言に尽きる。
脚があれば前で上りをクリア出来るし、下りで後ろに取り残される事もないし、平地で前を追って脚を使うこともないし、上りの前で無理に順位を上げようとする事もないんだから。

これが目標のレースで、勝つためだけに走っていたのなら立ち上がってからゴール目指す意味は無いかもしれない。
けど私にとってはおきなわに向けた一つの通過点なので、気を取り直してゴールを目指す。

身体の痛みよりももっと違う何かが辛かった。自分のアホさ加減に呆れたというか、自己嫌悪というのだろうか。
とりあえずトップから大きく遅れて完走。
走りきれるくらいに自転車は壊れていなく、身体も滑ったので擦過傷のみで骨には異常ないはず、というのがせめてもの救い。


  • データ:NP 270W / Ave 215W 83rpm 54.8%-45.2% 心拍計忘れ

救護テントで応急処置をしてもらってから、車に戻り濡れた上のウェアを着替えてレインウェアを着て、練習へ。
今日のレースは短いので週末の遠征を活かしてじっくり走ろうと最初から決めていたので、その通りに実行。

■ダウン:1’44 52km 1100KJ 70TSS

杉並木通って日光方面へ。
行きは微妙な上りで風も悪くスピード出ない。25kmちょい走ってから折り返す。
帰りはスピードに乗った。
相変わらず、巡航のペダリング自体は良くなっていると感じる。
ベースは上がっているから疲労が抜ければ11月には強くなっているはず。
そう信じて11月になるまで練習を続けるしかない。

ファイントラックのアンダーの上にもう一枚乾いたアンダーを着てその上にウィンターシールドジャケットを着てその上にレインジャケットを着たら雨の中全く寒くならずに走れた。

今日のレースでレッグカバーして走っていたのは極めて少数派だったが、つけていて正解だったと走りながら思った。


16時に撤収。
温泉入って着替えて2時間のドライブで都内へ。自宅スルーして池尻大橋へ行き、チームRXの打ち合わせディナー。


今日はシェフが気合入れた特別メニューを用意しているから黙ってそれを食え。との事で楽しみにしていた。
いつものバテとテリーヌとハムのアミューズの後、前菜はつぶ貝と牡蠣のなんとか。旨い。
二の皿は、これぞシェフのスペシャリテ。チキンブレストとフォアグラ。この厚さ、普通の店だったら確実にメイン張るボリューム。
いつもあるわけではないが、これは絶対に食べるべき逸品。95点。
100点満点は以前に頂いた同じ一品で、ブレス鶏を使ったモノ。あの鶏の旨味とフォアグラの組み合わせは忘れられない味。

メインは鹿とフォアグラのパイ包み焼き&ハラミステーキのコンボ。
なんと、このハラミは馬のモノ。これがビックリするくらい美味しかったの。

これが馬の横隔膜。
機会があれば絶対食べたほうが良い。


てな感じでディナーしてから帰宅。