RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

Mt. 富士ヒルクライム

3時起床。63.2kg。やっぱり前日飲み会とかやってしまうとダメだ。たとえ酒飲まなくても。

すぐに車で河口湖へ。
前日受付は全日本チャンピオンの龍太郎にやってもらったので4:40くらいに取りに行く。
河口湖が地元とは聞いていたが、本当に河口湖からすぐが実家だった。
なるほどここで育つとああいう強靭な肉体になるのかと納得。

今回駐車場が下の方なのでローラーでのアップではなく実走にした。
下山荷物を預けてから9分くらいの上りを2本。2本目でも心拍は164までしか上がらず。
けどそれなりにしっかりと追い込めたと思う。

スタートは7時。天気は快晴で寒さを気にしなくていいのが何より。
今回イナーメのチームメートは、山の神・森本誠とTT全日本チャンピオンで昨年本大会覇者で地元の雄・中村龍太郎がエントリー。
この二人の対決は非常に興味深い。なんか外野席的にすごい楽しみだった。


スタート後は有力選手が先頭でガンガンペース上げるという感じではなく、どちらかというと様子を見合っている感じ。
なのでペースはさほど速くなくて私でもついていける。

中盤前に兼松選手がアタックするのが見えた。
その後に森本さんが追走して龍太郎がしっかりついていくところまで見えた。
けどその後に集団から千切れた。
このレースではいつも千切れるのは勾配が緩いところだ。急斜面では問題ないんけど。

そこからは前から落ちてくる人たちを拾いながらペースを保てるように先頭交代もして走る。
やはりどちらかというとシッティングで遅れかけても少し勾配がきつくなるところではダンシングで追いつく。
そうこうしているうちになんとなくリズムがつかめてくる。
TOJ明けの龍太郎は今日は調子が良くなかったらしくて、先頭から落ちてきたので抜かす。

太鼓鳴らしている駐車場過ぎは追い風でいつもペースが上がるところ。
そこでダンシングで少しペース上げてみると後続は来ていない。
上げたペースを維持して差を広げてそこからは独りで頑張ってみる。
後ろを見ると集団は見えるところを走っており、不気味。
しかし救世主登場。龍太郎とチェーン落ちで戦線離脱した才田選手が抜いてきた。
そこに飛び乗ってついていく。思ったより勢いなくてついていけたので、ラストの平坦区間はラッキーだった。
最後は出し切らないともったいないので、多分龍太郎に負けるだろうけどゴールまでもがこうと決意。
そしたら意外なことにダッシュしたら誰もついてこず。

  • 記録:1時間01分39秒、80回転、159/171拍

これで20位以内くらい。一応自己ベストタイムだと思う。2008年は63分台で3位だったんだが。
近年のヒルクライムレースは急激にレベルが上がったと思う。


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レースは兼松さんとの一騎打ちを制した森本さんがコースレコードで優勝。
天候は良かったがレース展開的には前半は結構ゆっくりだったので、その中での記録は凄いと思う。
さすがの貫禄。ハマった時の強さは尋常じゃないし、きっちりと勝ってくるのは本当のチャンピオンだ。

御嶽山でもそうだが、今日も1時間ほどのレースでトップ+3分差。
こんなもんなんだろう。
これをトップ+1分くらいまで縮めれば乗鞍で6位くらいは狙えるようになるのかな。


下山して温泉入って帰宅。眠すぎた。