RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

山岳ロング

6時前に勝手に目が覚めた。

MORIUMIUS
www.moriumius.jp

モリウミアス、という子供達が様々な体験ができる複合施設があって、長男を休みのたびにそこに送り込んでいた。
子供が休みの期間に行かせるキャンプ(?)のような感じで様々な体験ができるらしい。
学校の友達と一緒に行ってみたら大変良い体験ができるようで子供も非常に楽しんでいる。
子供を送り込むと親の負担が減るという理由は置いといて。
今回そこの1泊2日の行事に家族が参加している為、私はフリー。

7時前に家族を東京駅まで送って、さぁ自由な週末。
何をするかというと、当然自転車。時間の限り乗りたい。

帰宅後に朝食食べて8時過ぎに出発。

■ F8:7時間26分、213km、4561KJ


多摩サイで北上。平地走りながらすでに脹脛を攣っている。
多分オフィスにamazon定期便で注文していてペットボトルの水が最近何らかの事情で配達されなくなっていて、そのせいで平日日中水分摂取が足りなくなっている影響があるんでないか。要改善だ。
そんなスタートなので今日は高いパフォーマンスで走るのは期待できないのでのんびり行くか。
夕飯の約束までに間に合えばいいだけだし。

高尾駅過ぎたところで団子屋が目に入ったのでピットイン。
まんじゅう二つと小さいお稲荷さん二つ買って串団子二本食べて、サドルを1mmちょい上げる。
補給食を背中に入れて再スタート。

大垂水峠をちんたら上っている途中にTMU自転車部(おそらく)御一行さまに抜かれる。
今日はのんびりと思っていたけどせっかくのチャンスだし自分だけではなかなか頑張れないので、飛び乗る。
ガンガン飛ばすではないけど流しとは全く違うスピードで峠を上っていく。
5人くらいでローテーションしながら上る後ろにつく。シッティングでついていけるくらいのペース。
やがて中腹で少し勾配がきつくなると一人、また一人と脱落していく。
そしてとうとう一番強いであろう人が一人になる。ついていけないペースでもないのでシッティングでついていく。
そしたら終盤になって少しペース落としたので先頭交代かなと思って前に出る。
そのままその人はバックファイアで消えていく。

あらま、、、あまり強い学生さんたちではなかったけど、こうやって練習していたら今後強くもならないなぁ。
皆が自分が行けるところまで頑張ってあとは千切れてオシマイ、って一人でもできるし、千切れたあとは何の練習にもなっていない。
せっかく峠を登るんであれば頂上までいかに高いレベルで走れるかを考えなければいけない。
5人くらいいて脚が揃っていないなら、ペースと先頭負担を均等にしたらバラバラになるのは明白なので強い人が長く牽いて弱い人は先頭出ないで何とか頂上までついていく、というふうにしないとダメ。
弱い人は頂上までついていけるようになったら今度は少しだけ先頭交代に加わってみる。もしくは頂上前に追い込んでみる。
強い人は長く牽いても最後に追い込まれたらさらにそこからもがいて頂上は譲らずと意地を見せる。
高校生の時からそういう練習が当たり前だと思っていたけど、どうも非効率的に千切り合う練習が幅を利かせているというのに最近気づいた。

その昔神奈川で鈴木真理選手は森さんや清野さんや飯島さんなどの先輩選手に揉まれて、逆に我々若い世代は真理くんと一緒に練習することにより自然とそういう走りが身についていった。
プロやプロを目指すような強い人と明らかに実力差ある中で無駄に張り合っても途中で消えてあとは練習にならないだけだし、何よりも途中で遅れたら迷惑になるし。
そういうちゃんとした練習ができる環境が生まれると強い選手がたくさん出てきて好循環になるんだろうな。
90年代後半の神奈川にはそれがあったと思う。


相模湖に下ってから藤野までR20でそこから右折して山道へ。
このアップダウンがたまらなく楽しい。気温は20度程度と寒くないし桜は綺麗だし信号や車は少ないし。
山梨県に入るあたりからかなり勾配が急になり山梨の洗礼を受けるが、39x25Tまで使えばそれなりに調子よく急勾配もこなせた。
大きく下って交差点右で棡原方面へ。ここから鶴峠までの道もまた楽し。
序盤は勾配緩くて、後半はかなり急勾配。
けど勾配に合わせたギアでケイデンスそこまで落とさずに上りきることができた。
あくまでものんびり走るという範疇でではあるが、今日は調子良いと感じた。

鶴峠から激下りをこなして小菅に。昔通った松姫峠への山道は通り抜けできないようなので奥多摩湖方面へ下ることに。
山沿いの緩い下りのワインディングをご機嫌に飛ばして奥多摩湖畔で小休止。
休憩中に会社のメールでやりとりしたり。
若干サドル高が気になったので戻す。元の位置よりは気持ち、0.5mmほど、高めに。
なんだかんだで20分近く休んでしまい、それにより帰りは時間との戦いに。

奥多摩周遊道から風張峠に上る。勾配緩いはずなんだが風の影響か極めて進まない。
ここは我慢の走り。
そこから五日市までは飛ばす。緩い下りのワインディングを調子よく走る事ができた。
練習ギアは12−25Tなのでこまめに変速してケイデンスが落ちないように。
このクロスレシオのスプロケだと変速回数がものすごく増える。
まぁDi2なので変速楽なのでいいんだけど、Wレバーのように変速すること自体のモーションが大きい場合、必ずしもクロスレシオが良いのではないんだろうな。

五日市からの睦橋街道は信号多すぎてほとんど練習にならず。
ペース上げてもすぐに止まるし、良い加減疲れてきたのでもう良いやと思いそこからは流し。
帰りも多摩サイをちんたら走って、帰宅@16:20。


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今日はちゃんとクリンチャー用パンクキット積んで。
サドル高はこれで良いかな、と思えたのが収穫。


帰宅してリビングでぼーっと放心。
ほどなくしてmasahif先生と寿司食いに行くために池尻までお出かけ。
尊敬する食のプロが太鼓判を押す寿司屋へ。
回転寿司並みの値段で普通に美味しい寿司が食える、というのは本当だった。
ビール飲んで日本酒を二人で五合くらい?飲んで腹いっぱいに食って21時過ぎに退散。
帰宅して22:30前には寝ていたような。