RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

高石杯関東地域ロードレース大会

4:30起床。飲み会の後なので辛い。目覚ましが鳴った瞬間状況が把握できなかった。
ああそうだ、息子を羽田空港まで送らねばならなかった。
そしてその後にレースに行くんだ。

5時には家を出て羽田空港へ。
子供を大分行きの飛行機に乗せるまで付き添い。

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息子を見送ってから、羽田より直接さいたまへ。

冬らしく平地でのクリテリウムのレース。
今年は龍太郎が居ないのでチームとして勝ちを狙いに行くとかはなく、冬のトレーニングの一つの刺激として。

2月中旬ということで極寒、強風が当たり前のレースだが、なんと今年は天気予報で24度まで上がるらしい。
これは私には願ってもないチャンス。それに先週トラックで団抜き走っているので昨年のようにスピードに対応できず千切れるという事もないだろうし。

気温低くないのはいいんだけど、朝は雨。
それも予選レース近づく頃には止んできて、陽も出てきたので、なんとこの時期では考えられないレーパン・半袖ジャージという格好。

予選は2.5kmを4周という超ショートレース。37名くらい出走で25名が決勝に上がるので、まぁヘマしなければ大丈夫だとは思うが。

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なんだかんだ言って風が強かろうと思い、前後35mmのリム高で。

■ 予選:14分20秒くらい、252W、MAX 169拍


後方からスタート。最初の直線で幸い前まで出られた。
そのまま前方でローテに入って番手を下げないように走った。
割と調子は良いようで、常に前をキープできる。
だけど、コーナーがうまく走れない。おかしい。
中盤に集団から抜け出して、立教の高木くんが追いついてきて二人になった。
その際にフィニッシュライン先の左コーナーでオーバーランしそうになる。
そんなに飛ばして突っ込んだわけではないけど、前輪がコーナーリング中に跳ねてしまった感じ。
それで少し減速した後もコーナー毎に微妙に遅れてその後に無駄に力使って、の繰り返しでとても逃げ続けるような状態ではない。

捕まってからも番手を下げないようにして、最後は練習と思いスプリントして3位で予選通過。めでたし。


しかしコーナリングが病的に遅かったのが大きな課題。
久しぶりのレースだし、同じコースでもう1レース走るんだから慣れてきて大丈夫だろ、とタカをくくっていたのが良くなかった。


昼寝して軽くアップしてから13:40から決勝レース。50名出走で30分+4周だから45分くらいのレース。
私はとにかくチャンスがあれば逃げまくろう、くらいに思っていた。

■ 決勝:45分44秒くらい、233W、163/174拍


後方よりスタート。さすがに予選と違ってすぐには前に出られない。
そして前方に行かれず後ろで走っていると余計辛い。
コーナー毎に体力が削られていき、ついにはついていけなくなるんではないかと思うほど苦しい走り。
1周2.5kmで直角コーナーが8個あるので、コーナーで差がついてしまうと直線で頑張って差を詰めて追いつく頃にまた次のコーナーが来るということを延々と繰り返す。
取り残されないようにと思い20番手くらいをヒラヒラしていたら、数周で早くも集団に残っている人数はそれくらいになっていた。

午前中に前輪が跳ねてトラクション失ってコースアウトしそうになったトラウマなのか、コーナーに突っ込めない。
道幅が狭く舗装状態が均一ではないのでベストのラインが簡単にわからないのも攻めきれない理由か。

とにかく1周で何度もプチ中切れを繰り返しながらもなんとか集団には残って、あっという間に30分経過でラスト4。
ガンガン逃げたとしてもコーナー一つで追いつかれるのは確実なので悩ましい。
それでも一番減速せずに攻められる最後のコの時狙ってアタック。
ちょうどタイミングよく集団が一瞬お見合ったのでラスト3周に入るホームで差をつけることができた。
そのまま3/4周くらい逃げるけど、やっぱりコーナーで減速してしまうので、捕まる。
そして残り2周。
まぁあと出来る事はほぼないので、集団から遅れないようにコーナーに全精力を集中してついていく。
それにしても小室選手は速い。いとも簡単にスムーズに速くコーナーを抜けていく。
あんだけうまく走れたら全然脚使わないで進められるだろうな。羨ましい。

それでも最終コーナーに向けて集団前方をキープしてなんとかゴールに向けてもがこうとしてみる。
最後から二つ目のコーナーは2番手で抜けたけど、ラストコーナーに向けて本命がガツンとペース上げたところにつけず。
くるのはわかっていたけど、今日そこについていったら最終コーナーで膨らんでコースアウトだろう。
最終コーナーで出遅れてそこからゴールに向けてもがいてみて、最終的には6位くらいでゴール。
ラストコーナー前の位置取りで勝ってコーナーに先頭で突っ込んだ小畑選手がそのまま一気に後続に差をつけて、圧倒的なロングスプリントで優勝。


いやー、今日はちょっとショックだった。力が足りなければ練習すれば良いけど、コーナーであそこまで遅れてしまうとは。
レースのスピードでコーナーに突っ込むのって、練習だとなかなか体験できないので、実戦で鍛えるしかないんだよな。
不安だ。


機材に何か要因を見いだせないか、考えてみたけど、思い当たるのはタイヤの空気圧くらい。
予選は前コンチ・コンペティション23c、後ろ同25c。8気圧くらい。
決勝は前は一緒、後ろはゴミタリア。おそらく20年くらいは前のタイヤだと思うけど、そこにあまり不安はない。
予選も決勝も挙動は一緒だったし、どちらかという前輪のトラクションが不安な感じだったので、前輪の空気圧入れすぎたかな。

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練習でも使っているコンペティションはブチルチューブで空気がほとんど抜けないので、9気圧くらい入れてそれで2週間くらいそのまま使っている。
そういえば今日は練習と同じでいいでしょ、ってそのままで走っていたのでダメだったか。
練習ではコーナー攻めるなんてしないから。っていうか、そもそもコーナーリング自体ほとんどないし。


さて、冬に出ようと思っていたレースが終わった。次は宇都宮かな。
けどこれは行けないかもしれない。
いずれにせよもうしばらくは体重気にせず平地メインで走ってみようかな。