RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 JBCF白浜クリテリウム

ゴローさん、山Pと同室で22:30に寝て朝は5:30に目覚ましで起床。
もっと寝ていたかったけどクリテリウムの予選が9時からなのでそんなにのんびりも出来ず。


普段と同じリズムを保つ為に6時から朝練へ。

朝練:50分、25kmほど


50分くらい海岸線を走る。20分ちょい行って折り返しで今日も5分走。
なんとなく昨日よりも疲れている感じがしたので、5倍以上でいいやという感じ。
昨日はギアかけて踏み踏みしたけど、今日は回転で走る。
平均で95回転になるくらい。
それで集中して走っていてふとメーターみたら5分25秒だった。
調子悪い時は時間進むのが非常に遅いけど、こういう時は悪くないんだろう。
306W。下り含むからしょうがない。


Untitled
宿の前にて。プロチームっぽくてかっこいい。
ってか、プロか。


Untitled
ゴローのマドン。


Untitled
私のステルス。
後輪はLightweight FERNWEG。前輪はレースは50mmハイトに交換。


7時に宿に戻り、朝食。
いつも通り朝はパン、ジャム、卵少々、コーヒー、といった感じ。
30分くらいで食べ終えて、自走10分ちょいでレース会場まで。
会場まではずっと上りだったけど、けっこう軽く上れた。


アップはじゅうぶん済ませているので会場ついてからはワンピに着替えてサインをするくらい。
今日も監督にアップオイルを塗ってもらい9時スタートの予選へ。


【レース:予選一組目】


予選一組目イナーメからはゴローさん、安井さん、吉岡さん、私の4名。
1.5kmx10周の15kmと短いレース。
63名ほど出走で30名上がり。もちろん目標は決勝進出あるのみ。
半分に入ればいいので、普通に走ってゴール勝負になってもよっぽど真ん中で身動き取れなくならない限り30位には入れると思うが。


スタートしてからしばらく後方で走る。


(以下写真は主に高木秀彰さん撮影)
Untitled
4周目に入るところで前に出てみる。


そして5周目に入る前の折り返しで2人が踏んですっと前に出たので、3番目で合流。
Untitled
シマノ・吉田選手、ブリッツェン・アベタカ選手、私、山本元喜選手。
少し踏んでなんとなく抜け出したタイミングで後ろがふっとお見合いになったので4人で逃げる。
たまたま抜け出したけど、非常に脚のある選手達と逃げられたので快調に差を広げる。
始めは折り返しで少し遅れて差を詰めるのに頑張ってしまったが、数回こなして慣れてきた。
山本元喜選手のコーナーが速い。


Untitled

先頭に出る時は極力頭を下げる。今回ヘルメットは直前に購入したスペシャライズドのEVEDA。


Untitled
(チームメートの安井さん、写真どうもありがとうございます)
末端冷えないように長手袋着用。
こうして見るとほぼずっと上目使い。


そんなこんなでローテーションするうちに差は1分以上に広がって、逃げ切り濃厚。
そうなると俄然気持ち的にも楽になる。
最後まで流さずにペース保ってゴール。
ホビーレーサーっぽく予選一着で通過。


【予選二組目観戦】


一組目であっさりと逃げが決まったのを見て皆が狙う雰囲気。
森本さん含む5人くらいが抜け出して逃げが決まる。
そこにポールが一人引き連れて合流。
更に2人、2人と合体して総勢11名くらいの逃げになる。
その後も後ろからポツポツと合流。
こりゃキツそうだ。
前を走っている分にはいいけど、合流狙ってブリッジかけるのに失敗したら距離が短いのでゴールスプリントに響くし、前に大人数逃げているので、30位上がりの後ろゴールスプリントも前の方でゴールしなきゃいけないし。
しかも雨が降り始めて落車も多発していたし。
つくづく幸運だった。


二組目もポールが一着で通過。ホビーレーサーはいつでも全力。
宇都宮2位の皿やんは後方集団に取り残され、しかもゴールスプリントも集団に埋もれてしまい、28位でギリギリ予選通過。


イナーメは8人中決勝進出はポール、森本さん、皿やん、私の4名。
それぞれタイムトライアル、ヒルクライムクリテリウム、ロードレース、と皆JPTのレースで入賞経験がある。
タイプはそれぞれ違えどある程度のベースを持っているというのが共通項なのか。



決勝まで時間があるので皆で露天風呂へ。
身体を温めて12時過ぎには戻ってくる。


14:05の決勝のレース前は軽くローラー台でアップするのみ。
予選二組目から降ってきた雨が止む気配はない。
雨で濡れて路面滑るうえに寒い中でのレースとなりそうだ。


【レース:決勝1.5kmx23周】


14時過ぎにスタート。
予選のレース見る限り逃げが決まりそう。
直線750mの折り返しコースでは集団にいれば楽かというとそうでもないし。
と皆読んで積極的に動くけど集団は逃がすまいと必死に追う。
の繰り返し。
予選が両組ともあっさりと逃げが決まったのに対しさすがに決勝レースでは逃げが決まらない。


Untitled


雨でサングラスに水滴がついて前が非常に見えづらい。
前走者の水しぶきで身体中泥だらけ。
コーナーは慎重に回るので落車はないけど位置取りに失敗すると大いに脚を使う。
アウトから回るのが正解。


後半になり全身濡れて風が当たると寒くって走りながら震えが出始める。
予選とはうって変わって、一度も逃げが決まらないという珍しい展開でラストへ。
ラスト2周になってからイナーメで前に上がる。
Untitled

第一コーナー抜けてクロップスが1−2秒先行、その後シマノ2名、その後ろイナーメ3名という絶好の位置取り。
けどまだ1周以上あるので早過ぎた。
ラスト周回に入る時には集団の後ろから各チーム怒濤のポジション争い。
完全にそれに飲まれてポジションを落とす。
バックストレートで皿やんが集団の中に居るのが見えた。
コースの左端を走る集団に対して、一気に前に出るには右側から出るしかない。
ちょうど小室さんが前に上がるところに乗りたかったが、うまい進路を見つける事が出来ずに完全に出遅れた。
皿やんのとも離れているし、完全に失敗パターン。
最後の折り返し前に何とか前に出るも、イン側で減速していてはゴールまで250mしかないので間に合うはずもなく。


優勝は最終コーナーを素晴らしいスピードで抜けたブリッツェンの大久保選手。
インタビューで落車覚悟で最後のコーナーを攻めたと言っていた。
プロ選手が勝ちを狙うとはそういう事なのか。
ちなみに後で聞いたけど、大久保選手はバイクコントロールが抜群に巧いそうです。
納得。リザルト


ゴール後は一気に震えが止まらなくなりチームテントに戻り毛布にくるまり暖かいコーヒーを飲んでようやく生気が戻る。
生命力のない私を気遣って素早く動いて助けてくれるチームメートに感謝です。


今回は厳しいレースとなっていい結果は残せなかったけど、良い練習にはなったし何よりも私にとってもチームにとっても良い経験になったレースだった。
ケガもしなかったし、良い遠征だった。と言えるように今後につなげよう。



着替えてからkajikuniさん達と寿司食って18:15のフライトで東京に帰る。


レースで着たジャージが洗濯機に入れられないほど汚い。
お風呂場で何度もすすいでも汚い茶色い水が際限なく出てくる。
靴もインソールも入念に洗う。
それにしても酷い天気のレースだった。
ほんと、転けずに無事レースを終えれて何より。



夜はアムステルゴールドレース観戦。
強いジルベールを久しぶりに見た。
そして、新城幸也
あのレースで10位。
スゴ過ぎる。
グランツールでの区間優勝はもはやしてもまったくおかしくない。
早くその日が来ないかな。