RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 関東地域ロードレース大会

ロードレース大会と言ってもレース形態はクリテリウム
冬の間はこういうレースが多いけど、割と近場で開催されるので助かる。


5:35起床、6時には出発。今回は一人で。
レース会場まで35kmほどだったのであっという間に到着。
天気の心配さえなければ自走でも行けるな。
けど、今は距離よりも質を追求したい。


到着して受付済ませて8:20から30分ほど試走。
コースは1周約2.5kmで著各コーナーが8個。
ド平坦だけど河川敷の吹きっさらしなので風が吹いたらかなりきついだろう。

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とりあえず試走終えたら少し休んでレース75分間前から再びウォーミングアップ。
今回予選が10kmと短いので、入念にアップをしておく。
25/40人上がりだから、まず落ちる事はないと思うけど。


レースのアップでしか使う事のない固定ローラーで18分ほどで200Wくらいまで回して、そこから10分スタート。
今回もレース前に一度L4で10分頑張って乳酸を出しておく。

  • L4:10分、315.4W、93回転、167/175拍

いやー、何度やってもキツい。けどキツいとは言いながら慣れてきたのかな。
頑張りゃ達成できるし、ちゃんとやればレースでも身体動いて走れるって分かっているから何も考えずにポチっとボタン押して始めるだけ。
10分ほど流してアップ終了。


もうレースまで25分切っていて、サインが10分前なのでやや慌てながらスタート地点へ。
10:45スタートのレースはまだ気温が低いのでタイツ履いたまま出走。
作戦は特になく、最終周で前方に走っていれば普通にゴールしても25位までには入るはず。
落車だけは避ける。

予選:10km、14分26秒、267.2W、86回転 / 2位通過


慌てず余裕持って後ろからスタート。
しばらく後方走っていて機を見て前に出ようと思うけど、思いのほか簡単には出られなかった。
それでも焦らず2周目終わるまでは最後尾近く。
3周目のストレートで端っこギリギリを『通りまーすっっ!』って言いながら一気に前に出られた。
コーナーが多くてほぼ全て道が狭いので集団後方でのコーナースピードが大変遅く、当然その後の立ち上がりが速いので後ろにいるとドンドン脚を使ってしまう。
一度前に出てしまえば10人くらいまではコーナー進入の速度が速いので一列で速度落とす事なくスムーズに走れる。
ラスト周回に入ってもポジション落とさないように注意して走る。
ラストはロヂャースに移籍した小室さんが600mくらい前から余裕を持って早がけ。
それを追った小畑さんの後ろについて3番手で残り400mくらいの直線に入って、予選は2位通過。


予選2組目はイナーメ期待のエース中村龍太郎が危なげなくスプリントで1着。
イナーメは龍太郎、北野選手、大平選手、私の4名とも予選通過。



午後の決勝まで2時間40分あるので、少し車で昼寝。
体調的にちょっとダルい日。低気圧か?
昼くらいに雨も少し落ちてきたし。


スタートの55分前から再びローラーにまたがる。
今度は少し短め。8分くらいしてからとりあえずポチットして15分200W以上。

  • L3:15分、225W、146/156拍、94回転

ずっと一定ではなく、200W→250Wへと上げていった感じ。
途中で大学時代の自転車仲間と久しぶりに会う。世間話しながらも出力は上がっていった。
15分終えて3分レストでL4を5分。

  • L4:5分、327.2W、167/173拍、97回転

2・4分で340Wくらいまでがんばって1・3・5分は315Wくらい、というイメージだったけど、そこまで余裕はなくあまりはっきりと上げ下げはできなかった。


決勝の方が脚が揃っているので逃げが決まったりの展開もあり得るので十分にアップをして準備万端。


レースは45分+2周だからたぶん14周35kmくらい。
注意人物はクリテリウム得意の小室選手。
スプリントに強い小畑選手(なるしま)、おっペイ君(山梨)。両名はスピードマンなので逃げも絶対に見逃してはいけない。
あとは昨年独走優勝の倉林選手(なるしま)も要注意。
くらいかな。
我らがイナーメは龍太郎の優勝一本に絞って走る。
龍太郎は集団スプリントでも逃げの小集団スプリントでも、逃げ集団から抜け出すのでもなんでもイケるので、作戦は絞らない。

決勝:45分+2周、イナーメ龍太郎優勝、4位北野、5位高岡


スタート前から急激に陽が出て暖かくなったのでレーパン・生脚・すね毛つきで。


あまり時間前から並んで待つのが好きじゃないので、再び後方スタート。
予選よりはマシかなと思ったけど、やっぱりコーナー後のダッシュがきつい。
キツいながらもギリギリでついていく。
機を見て前方に出る。
決勝の方がさすがに集団が活発でスピードアップが何度かあるけど、どれも決定打とはならない。
昨年独走のK林選手が何度かトライするも不発。
意外だったのは小室さんが逃げるような動きをまったく見せなかった事。


風がほぼなく走りやすかったのも逃げが出来なかった原因かも。


なんとなくあまり展開ないまま45分近くになりラスト2周。
ここからはポジションを下げないように注意。
逃げが決まる気配ないので前方に位置取り危ないアタックがあったら飛び乗るつもり。
ラスト1周では龍太郎が後ろに入っているのを確認して前へ。
一人プチアタックも小畑さんが反応したので私もそれについていく。
逃げ切る勢いでもなく小畑さんも遠めのスリップストリーム使いながらじわじわ差を詰める。
ラスト半周前で捕まえて小畑さんが先頭に出る。
そこからゴール前までビタっとツキイチも考えたけど、お正月の件もあるし、ずっとアシスト的に牽いてくれるわけもないからたぶん後ろからドンドン被せられてややこしい展開になるので、まだ残り1.5kmくらいありそうなところだけど先頭交代して前に出る。
すぐ後ろにエースの龍太郎が控えているのでここで位置下げるわけにもいかないけど、全力で上げ過ぎてゴールまで遠いところで失速したら作戦大失敗。
なのでそこからはラスト200mで最高速で龍太郎に託せるくらいのイメージで先行。
じわっと上げるので、もし誰かが早がけしたらそれには対応できるくらい脚は残していた。
幸い他に対抗してくる選手がいなかったのでラスト400mくらいの直線に先頭で入れた。理想的な展開。
そこからは腰を上げて全力スプリント開始。
ラスト200mをゴールだと思って全開でもがく。
朝の試走時に話していた通り、200mくらいから龍太郎がスプリント開始。
すぐに小畑さんが後ろから追い上げていくのが見えたので祈るように後ろから観戦。
っていうかイケ〜ッって絶叫。


作戦どおりの見事なスプリントで優勝。
2位小畑さん、3位おっぺい君、4位北野選手(イナーメ)、5位私。
やっぱり最終コーナーに先頭で入ったのが大きく、最後まで踏めなくても入賞圏内には残っていた。
リザルト(長いです。一番下から2枚目)。


データ:48分56秒、254.2W、160/178拍、83回転


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New METEOR 530


ホイールはLightweight Standard C。タイヤはATTACK&FORCE。


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O-Vest西谷さんお手製のゼッケン台座。


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この出ベソがEPSの充電ポート。まだ一回しか使っていない。




日曜レースに出ます、って周りの人に言うと、きっと週明けに『レースどうだった?』って聞かれる。
その時に、自分はダメだったけどチームメートが優勝してね...という説明は難しいんだろうな。
ロードレースがチームで戦うもの、ってなかなか理解されないからな。
ま、いっか。冬のクリテリウムは私にとってはトレーニングだし、強いチームメートが居るおかげでそのレースに臨むモチベーションも今までにないくらい高くなっているから。


次は2/16の神宮外苑クリテリウム
スプリンターの龍太郎が居ないから厳しいレースになりそうだ。
そろそろポールに大爆発してもらうか、、