RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 JBCF白浜クリテリウム

22時前に寝たので4時前に目が覚めてしまう。
さすがに早過ぎる。
なんとか浅い二度寝して5:30起床。


いつもと同じリズムで朝飯食わずに着替えてパンを一つ食べながら自転車出して、練習へ。
クリテリウムの予選1組目は9時スタートなので、その前に1時間以上じっくり走って、その中でまた10分くらい上げて起きたかったので、朝練した。


昨日と同じ海岸線を走り、30分弱で同じところでUターンして10分走。

  • L4:10分、332W、155/161拍、88回転、52-48%


昨日よりは低かったけど、いつもの練習考えるとよく走れた。
コンビニで食料買って会場へ。
荷物運んでいただいた九州の方、どうもありがとうございました!


会場について9時にクリテリウムの予選1組目スタート。

白浜クリテリウム 予選1組目 2.5kmx8周回 20km、3位通過


予選の場合他の組を見てイメージトレーニングしてからの方がよかったなーとか思いつつ。
作戦としては最後のコーナーにいかにして先頭で突っ込むか。
その立ち上がりからゴールまで500mくらいあると思うけど、追い風なのでグングン速度乗ったままゴールまでいってしまう。


スタートは一番後ろからだけど、まあ道も広いしほぼ真っ平らなので特に危ない場面もなく。
風が強烈で斜めからふいているため、集団はコース端にへばりつく。
ちょくちょく飛び出す動きはあるけど決定打にはならず。なる気配もない。
そのまま比較的淡々と周回重ねて、ジャンがなって最終6周回目。
道幅が広いので前に出ようと思えばいつでも出られるので、おちついて走る。
有力選手が動いたらすかさず乗り遅れないように気をつける。
バックストレートでラスト1.5km切ってくると、皆最後のコーナーに向けて殺気立ってくる。
こういう時は風上から出ないと集団から抜けられない。
ちょうど風下で集団内に埋もれてしまい、徐々に順位を下げる。
皆前に行きたいけど前の選手が邪魔なもんだから、イケイケと叫びまくる。
たしかにもっと前に前に行かないとダメだよなー。
多くの選手が集団前方に位置したいけど前に出て脚使いたくないという狭間の心境で集団が危険な状態。
コーナーに入って速度が落ちたところで無理せずややアウト側から順位を上げる。
最終コーナーは15位くらいかな?あまりいい位置ではなかったけど、アウト側から抜けられたので立ち上がりでも遅れる事なく、うまくトップ選手の加速の後ろについてゴールスプリント。
追い風でかなりスピードが乗りグングン伸びて行く。30位で決勝上がりなのでトップ選手達は最後までもがかないもんだから、予選のゴールスプリントは驚きの3着通過。


75km/hくらい出ていたけど、それにしても後輪に履いた80mmディープのFERNWEGはすごかった。
50km/h過ぎてからの伸びが尋常ではない。完全に飛び道具と呼べるレベル。



無事予選通過が9:30くらい。
決勝の15:30までが長い。
とりあえず下界におりて床屋へ行きボウズにする。
いつかしようと思っていたけどなかなか時間なかったのでちょうど良い。
スッキリしたところを宇都宮の監督に見つかって激写されてしまった。


戻って車の中で少し昼寝。


14時過ぎてからボチボチレースの準備でローラーに20分ほど乗って集中力を高めていく。


クリテリウムって得意なレースじゃないし勝負する事は出来ないけど、今回まだコンディションが上がり切っていないこの時期にあえて白浜まで行ったのは少しでも良い順位でゴールしてJBCFポイントを獲得するため。
ツールドおきなわでチャンピオンレースに招待される為に、非コンチネンタルチームとして一番になっておきたい。
イナーメの主力選手だった森本さんが抜けてポイントが一気に減ったと思われたくないので、今年は初戦から気合い目的意識を持って走っている。


勝ち狙う選手は1位意外は5位も10位も変わらないかもしれないけど、私としては一つでも上の順位にいきたいところ。
今回のエース小室さんは当然勝負に絡むだろうし。


そんなわけで練習レースと思わずに、集中して。


白浜クリテリウム:決勝 2.5kmx16周=40km


BIXlXQ9CQAA813y
着膨れか?こうして見るとけっこうデカイな。


15:40頃スタート。

嬉しい誤算。まだシーズン序盤ということで、JBCFのランキングが10位以内に入っているので、レース前に名前呼ばれて最前列からスタート。
って滑走路がコースなのでメリットは何もないけど。


やっぱり予選よりは活発な動きがあるけど、つつがなく進む。
相変わらずの爆風で、向かい風区間では20km/h台。追い風区間では70km/h近く。
向かい風でスピードが落ちた中で勢い良く飛び出せばあっという間に差は開くけど、そのまま独りもしくは少人数で逃げるには相当体力を使う。


序盤〜中盤にかけて小室さんと平地番長の澤田選手の2名が逃げるけど、残り距離と人数考えると集団は余裕を持って見逃している感じ。
それでも実力ある2人なので、それにジャンプして追いつくような動きがあるようなら必ず乗らねばならない。
という事で集団後方に下がらないようにする。こういう走り方はチームメートに伝わっているかな?


2名は8周目に吸収。


cw_shirahama-cr-24
特に狙ったわけではないけど、前方にいたので捕まえるタイミングでアタックしてみると、数人が反応してモノの見事に7名逃げが決まった。
逃げが決まる時ってこんなもんだよな。ってほどあっけなくすんなりと決まる。
パワーなんて500Wちょいくらいだろう。調べてみたら瞬間的にも700Wくらい。
少し間が空いたのでローテーション回して逃げる。
メンバーはUKYOのアベタカ、ブリッツェンの郡司君、遠藤績穂(キャノンデール・チャンピオンシステム)、紺野元汰(湘南ベルマーレ)、伊藤翔吾(JPスポーツテストチーム・マッサ・アンデックス)、青木誠(シエルヴォ奈良MERIDAサイクリングチーム)らしい。
すぐにシエルヴォが脱落して6人に。そのうちにローテ回すのは4-5名。
大変安定して走りやすい。
向かい風爆風区間での集団の速度低下ぶりを考えると、飛ばさなくても一定ペースで走っていればそれなりにいけるんじゃないかと淡い期待を抱きつつ、回す。


cw_shirahama-cr-25


クリテリウム仕様のエアロヘルメット。
集団内でも見つけやすいという副次的メリットあり。


差は20~45秒くらい。
45秒ってそれなりの差だけど、まぁ気にしてもしょうがないので、皆のローテが続く限り逃げ続けるのみ。
どうせ最後は逃げに乗っていないMATRIXが追ってくるだろうし、イナーメとしてもスプリンターの小室さん勝負が本命だし。


cw_shirahama-cr-26
こうして見ると、やっぱり身体小さいか?


こんな感じの滑走路。
一度も後ろは振り返らなかった。
Uターンでどうせ毎周確認できるから。


20秒となると集団はすぐそこという感じ。折返しの時に何人か追走ができていたりして、集団が活性化しているのが見えたので、ああ時間の問題だなと感じる。
11周目、ラスト2を切った最初の折り返し後に吸収。
なんか限界まで追い込んだというよりはローテーションに合わせて逃げ続けていた感じだったからか、そこからカウンターで飛び出す動きがあればまた乗ろうと思い、追いつかれる前にもう一度最後の悪あがき。


cw_shirahama-cr-30


しっかし、最後飲み込まれる時、集団を猛烈に牽引していたのはイナーメのポールだった。。。。


バックストレートで吸収されてからはとりあえず集団から遅れないように後方についていく。
折り返してラスト1周へ。
集団前方は活発化するけど、その集団にしっかりついていく。
折り返して最後の爆風向かい風のバックストレート。当然ここでは主導権握りたいチームやポジション争いでスピードが上がっていく。
その動きに合わせて自分も前方へ。
逃げが捕まった時点でレース終了ではなくて、ゴールラインまで一つでも順位上げてポイント稼げるように集中して走る。
残り1kmくらいでブリッツェン中村選手が強烈に集団先頭でペース上げるのでそれにピッタリくっつく。
とにかく最後のコーナーを前方で入って、皆がスプリント始めるスリップストリームに入ってどこまで粘れるか。
いい具合に最終コーナーは一桁順位くらいで入れた。
予選の時のイメージでは、そこからうまく加速できればそのままの順位でゴールになだれ込めるんじゃないかと錯覚するくらいにスピードが伸びていたけど、果たしてゴールスプリントをはじめてみると全然かからない。
やっぱり予選とは違って脚を使っていたからだろう。
それでも最後まで粘ってズブズブ抜かれるでもなく比較的前の方でゴール。


結果は15位。


サラ脚でスプリントに臨んだとしても一桁入れるかどうかが関の山だし、サラ脚だったとしてもゴールスプリントなんて位置取り一つで失敗するので、悪くない結果だと自分では納得している。
悔いのないレースを出来て、ポイントも一応完走ポイント以上のものを取れたので、大変満足のいく内容だった。


            1. +

撤収終えて、ハイエースを小室さんとポールと3人で運転して、家に到着は月曜朝2時過ぎ。
皆さんどうもありがとうございました。