RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 神宮外苑クリテリウム

7時頃起床かな。
ローラーで1時間くらいじっくり回してから9:30の受付行って、正午のスタートまでアップして、、という段取りの予定。


起床時体重は62.5kg。


ローラーでのアップで、変調きたす。
走り出してすぐに大腿四頭筋が痛んでペダリングできない。
過去も何度か経験したな。
もてぎのレースとか木祖村のTTの前とか。
生活のリズムが狂ったのとレースに向けた変な緊張感が原因なのか。
そういえば前日ランニングで痛めた感じもあるなぁ。


色々考えても脚が動かないものはしょうがないから、5分でローラー降りておしまい。
今日は出るのやめようと、チーム員にメールを打つ。


そして朝食食べる。


自宅から10分の場所でレースあるし、何よりもこのレースはチーム皆で参加して面白いレースをしようって毎年言っている張本人だから、応援には行くか。
ってのんびりしていたけど、まだレースまで3時間あるし、過去の木祖村TTでアップ時点では完全にダメだと思ったけど時間かけてじっくりアップしていたら徐々に走れるようになった経験もあるので、とりあえず9:30の受付に行く事に。
観戦しに行って、やっぱり出るだけでもトライしてみればよかったと後悔したくはないので。


着替えてホイールも普段の装備のまま、BONTシューズをリュックに入れてスニーカーでレース会場へ。


【 ウォーミングアップ 】


受付を済ませてゼッケンをつけて、9:30過ぎよりウォーミングアップへ。
橋本君と近くの周回コースをじっくりと走る。
ローラーではからきし脚が動かせなかったけど、実走ではなんとか普通に走れる。
決して無理しないようにアップダウンを身体温める感じで1時間くらい。
上りはダンシングで。


1時間も走って身体が慣れてきたところでいつもの上りでダッシュして832W。
全力という感じではないけど、一応ダッシュできるというのを確認するくらい。
次は本気でやってみよう。950Wくらい、つまりいつもくらいの数字は出るだろうと思い、最後の1周に全力でもがいてみる。
1057W。おっと、、、ほぼ自己ベストだな。
やっぱり6日間で1時間ちょいしか自転車乗れなかったので筋疲労が抜けているということなのか?
けどもがいた時に後輪スリップするし前輪は浮き上がるしで、力が全然うまく伝わっていないので、やっぱり自転車に乗れていないのは確実。


そんな感じでウォーミングアップ終えて、後はレースを松の実。待つのみ。



レースはイナーメの平地レースでのエース小室さんがスプリントでポイント獲るのが本命。
けど2枚看板のもう1枚のカードとして、TTでは一番強いポールが逃げを狙う。
あとのメンバーはなるようになれ、って感じ。
対してライバルのなるしまフレンドは2連覇中の小畑さんがスプリントは強いだろう。
直前の高石杯で独走勝利で相当強かったらしい倉林さんの逃げもかなり手強い。
ちょうど2枚看板の実力は伯仲という感じで、面白い。


スタートは定刻12時少し過ぎ。
ちょっとしたハプニングとしては、直前にやったTTの表彰式が終わらないうちにスタート準備に入っているので、順当に1kmTTで圧勝したポールは表彰式から急いで自転車持ってバリケードまたいでスタートについた時には1分前とか。
ちょっとかわいそう。


【 レース 】


1.5kmx8周のレースは2周毎にポイントがあって、5-3-2-1点で、最終ゴールポイントは2倍、というポイントレース。
当然1回目のポイントは全力のスプリント勝負で。
2周目の銀杏並木Uターン後にポジション上げていくが、ラスト200mくらいでのコーナーまではリードアウトできなかった。
けどスプリントを後ろから見ていたら小畑さんに小室さんが競り勝っていたもよう。
幸先良い。これでだいぶ楽になるかな。
全開スプリントで後ろと少し差が開いたので、そのままポールと小室さんが後ろを待たずに行っちゃう感じ。
ここになるしまの倉林選手がついていき3人。
この3人だったら確実に勝てるのでイイ展開なんだけど、やっぱり小畑さんがそんなに簡単にレースを決めさせてくれるわけはなく。
3人と少し離れて小畑さんが追っかける。
これは微妙で、イナーメの2枚看板が逃げを極めているけど、そこにライバルのツートップが追いついたら正直どっちが有利か分からない。
なるしまフレンドの二人は一緒に練習したり飲み会などでもしょっちゅう一緒なので連携はしやすいだろう。
対してイナーメの二人は一緒にレース走るのは初めてだし、練習などでもほとんど一緒ではないのでレース中阿吽の呼吸で動けるとは思えない。
そんな不安もあるので小畑さんが追いかけるのを見て私も追った。
小畑さんが3人に追いつきそうでなかなか追いつかない。かなりきつそう。
そんな小畑さんに私も追いつきそうで追いつかない。ドストレートだったら良いんだけどUターンと鋭角コーナーがあるので、そこの立ち上がりで微妙に差が開いてしまう。
1kmほどの追走で小畑さんに私、というか私が引き連れてしまった集団が追いつく。
そして先頭3名も吸収。


と、そのタイミングで私はもう脚がいっぱいになってしまい集団についていけない。
今日はもとからとりあえずダメもとでの出走になってしまったので、こうなるともうプツっと切れてしまい、あとはスタート/ゴール地点まで辿り着くので精いっぱい。
わずか4周でレースを終える。


集団から倉林選手が抜け出して独走していた。2回目・3回目のポイントを単独で1位通過。
1回目のポイント後に3名で抜け出した時に、小畑さんが後ろから追っていたのでおそらくイナーメ2名と一緒に回してはいなかったんだろう。
結果的にポールと小室さんは脚を使って、逃げは吸収されてたので絶好のタイミングで倉林さんが飛び出した感じ。


4秒くらいのタイム差ながら勢い的に捕まる感じがしなかったくらい見事な独走だった。
後ろにはイナーメが5人居て、そこにはポールがいて小室さんもいるわけなので、逃げ切るのは相当難易度高いはずなのに。
ポールが全力で追いかけたら1kmあれば4秒は詰められるだろうし、追いついたら小室さんがスプリントすれば勝てるってラスト1周の時点でもまだ考えられたけど、実際はイナーメが総力上げて追走しても追いつかず、倉林選手が劇的な逃げ切り勝利。
ほぼタイム差なしまで迫った後ろの集団スプリントはもちろん小畑さんがゲット。


という見事ななるしまフレンドの勝利。
小室さんが一人気を吐いて小畑さんと同ポイントながら2位になったのがせめてもの救い。


平地のレースで2戦連続で逃げ切り勝ちの倉林選手の独走力はすごいや。


と思いつつ、練習もあまりできていなくてレースでもまったく走れずの自分に嫌気がさす。
午後は会社友人一家を家に招いていたので子供遊ばせつつ、夕方前からワインを飲む。
ほぼ3人で3本飲んで、ふて寝で22時過ぎに就寝。