RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 乗鞍登頂のち開田高原クリテリウム

ペンションのりくらにて、5:30頃起床。
さすがに高地の朝は涼しい。っていうか冷える。


前日買っておいたパンを食べて6:40に出発。


乗鞍ヒルクライムのスタート地点まで4kmほどをアップとして走る。
05年チャンピオンの五郎さんと、私が初出場した07年のチャンピオン宮崎と、08−10年チャンピオンで現レコードホルダーの”山の神”森本さんとバイクラのYさんと走り出す。


基本私はアドレナリンに支配される走り方をヨシとしないんですが、、どうもスタートからテンション高いようで、かなりキツイペースで。
まぁ木曜たらふく飲み食いして、金曜は二日酔いで完休なので、ペース上がってしまうのも分からなくはない。
やたらとハァハァしてしまうのは標高のせいか。


スタート地点でイナーメのセイゴも合流して、スタート。


ダンシングせずにシッティングでじわーっといいペースにもっていく。
後で聞いたらけっこう速かったらしい。
どうもヒルクライムレースに出ていないので、まったく走り方を忘れているらしい。
宮崎が交代すると速いペースをずっと維持する。
そっからほとんど先頭固定。
どんどんきつくなる。
そして三本滝前の緩い勾配のところで早くも千切れる。。


まぁいつものダメなイメージ。
そこからはひたすら我慢しながら頂上目指すのみ。
冷泉小屋付近で一時森本さんまで5秒くらいに詰め寄るが、そこから山の神にスイッチ入り、どんどん見えなくなる。


何がダメだか分からないくらい全然ダメ。


やっぱりヒルクライムは2008年が一番強かったな。

  • 乗鞍:1時間04分50秒、262W、72回転


カメラロール-1381
天気最高。これで速く走れていればもっとサイコーなんだが。


カメラロール-1382


チームメートよ、ありがとう。
ちなみに宮崎が62分くらい?森本さんは63分くらい。セイゴは64分くらい。


カメラロール-1383


山の神の自転車。
なぜか2010年に使用していたフレームに78のデュラエース
サドルもハンドルもFELTの完成車についているモノそのまんま。
供給しがいがあるんだかないんだか。



温泉入って第二ステージは乗鞍→開田高原への車移動。
ゴローさんの先頭固定一本牽きで。


昼には到着。


今日のメインイベントはイナーメが地元の方々と協力して作り上げた記念すべき第一回大会のローカルレース『開田高原クリテリウム』。
クリテリウムと言っても上りと下りがある、というか緩い上りと下りしかないコースを110分+2周。
110分というのも、せっかく遠くから田舎までレースをしにきても、30分じゃ走った気がしないでしょ。とどこまでも参加する選手の事を考えてくれる温かいレース。


参加チームは宇都宮ブリッツェンの(ほぼ)フルメンバー!
福島晋一選手、エスペランサ、アクアタマ、岩井商会、など強豪多数。

レース:2.1kmを1時間50分+2周


14時スタート。
おっと、パレードなんてないのか。。
イナーメの切り込み隊長のセイゴがスタートアタック。
当然常にブリッツェンもアタックをかけ続ける。
私も逃がさないように必死で対応。
ブリッツェンは波状攻撃してくるけど、誰が逃げても最後までいける力あるのでやっかい。


序盤で普久原選手、福島選手、ゴローさん、私の4人が抜け出しに成功。
ここで逃げを作れたのは我ながら上出来だと思う。
4人でローテを回して逃げを成立させるが、後続とはせいぜい20−25秒差。
気を抜けない。
私は下り後逆バンク気味の直角コーナーのライン取りに慣れるまで5周くらいかかってしまった。
基本下手なうえ普段ローラーか決まった周回コースしか走っていないので、下り方思い出すまで時間がかかる。


一度下りでチェーンがアウター側に外れる。
楕円リングだからだろうな。
皮肉にもチェーン落ち防止のピンに引っかかって戻らなかったが、落ち着いて走りながら手でチェーンを持ってギアに載せて対処。
少し3人と差が開いてしまったが、おーーーい、と叫んで上りで追い付く。


後ろからブリッツェンの中村誠選手が単独追走で10秒差。
ブリ2名になったら圧倒的に分が悪いので、ここは福島さんと協力してペースを上げる。
中村選手には追い付かれずに済んだけど、周回賞のダッシュによりゴローさんが遅れてしまう。


その後しばらく3人で落ち着いて走る。
ちょっと落ち着きすぎてペースが落ちたら、後ろから少人数で追い付いてきた。
少人数だけどブリッツェンの選手が3・4人いたような。
これでは圧倒的に不利になるしけっこう調子良かったので、この一番きついタイミングでさらに勝負をかけようと思い合体するタイミングで再度アタック。
これで再度逃げていた3人+ブリッツェン初山選手の4人になる。
これでレースは決定的になる。


そしてまた周回賞のダッシュで展開が。
福島選手の周回賞めがけたダッシュで見事焼肉のタレ奪取。
そこで少し差が開いたので、福島さん緩めずに独走。
ブリッツェン2名と私は利害一致なので、落ち着いてで追走。
それにしても10秒くらいの差が詰まらない。
数周して少し差が詰まって追い付くかなというところで、下りの速度が若干速かったのか、2番目にいた私が少しだけコーナーを失敗して前と差が開いてしまう。
先頭がもう目の前にきているところで、私のミスで少し差が開いたので、このチャンスに普久原選手はペースアップして福島さんに追い付く。
これで2人で行かれてはthe endなので、この上り1kmくらいは全力で踏んだ。
前も本気で踏んでいる中、よく追い付けたと思う。
これでなんとか勝負から脱落せずにすんだ。


初山選手がちょっときつそうな感じがしたので上りでアタックを試みるも、離せず。


そのまま4人でジャン。
最終周の下りで普久原選手アタックするも福島選手が落ち着いて詰めてくれて上りに入る前に合流。
そのまま先頭交代して、私が先頭で最後の上りへ。
完全に4人の勝負になってしまい、牽制が入るので先頭交代はない。
私は先行拒否してペースを落としすぎると当然後ろからバコーンといかれてしまうし、低速からの踏み出し勝負は明らかに一番苦手なので、後ろを見つつスピード落としすぎないように先行。
残り300mくらいから少しずつペースを上げて踏み出し勝負にならないスプリントをしようと思い、ラスト150mくらいから全力でスプリントするが、やはり後ろから3人にあっさり抜かれて、4着。


優勝:初山選手(ブリッツェン)
2位:福島選手(ボンシャンス)
3位:普久原選手(ブリッツェン)
4位:高岡(イナーメ)


逃げ切れて目立てたし、地元長野県のクラブチーム・ホストチームとして観戦者にアピールも出来たと思うので、満足のレース。
けど一方、もっと勝ちに拘らないと、という気持ちも忘れない。
次は美麻だ!



レース後は温泉に入ってから、参加者・チーム関係者によるパーティー。
飲み物食べ物が盛大に振る舞われて、最高に楽しい時間を過ごしました。
公民館みたいな場所で、(たぶん)地元の方々の非常にアスリート向けの美味しい手料理がブッフェ形式で振る舞われ、もう言う事ありません。


一緒に参加させていただいた長男も大満足。


カメラロール-1387

パーティ会場で息子が福島選手から奪ったLivestrong
手首につけていたのがいつの間にかなくなっていて、なくした〜と泣きそうになっていたので一生懸命会場を探しましたが、足首についていました。
お騒がせしました。


21時頃に宿に場所を移して、二次会。
イナーメの中畑監督含めて0時過ぎまで飲み続けていました。


充実しすぎた土曜日でした。