RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 モリコロサイクルロードレース

5:30起床、5:40筧邸出発。
今回初めてのコースでのレース。試走時間が6:40からなので早めに出発。
レースが10:30スタートだし最低気温3度と寒い予報なので、試走しなくてもいっか、と一時は妥協案も出たけど、ここはやはり勝ちにきたレースなので、気合で試走へ。


6:20前には会場到着
着替えて準備して6:40の試走開始時間にコースへ。
はじめのんびりと走っていたらチームメートに置いてけぼり食って、一人で淡々と周回を重ねて5.1kmx5周した。


コースは広島のコースを小さくした感じ。
きつい上りは皆無。道幅はそんなに広くはなく常にクネクネと曲がっている。
緩い上り下りと連続するコーナー。少し差が開くともう前が見えなくなるので逃げが決まりやすいコース。


25kmほど試走で走って一休み。スタートまで時間があるので、のんびり。
走っているとそこまで寒さは感じないし日が当たると大丈夫な気候だけど、日が隠れてくると少し寒い。
今日はいけそうなら長袖ワンピースジャージで行きたいところ。
カコさんにvery hotにしてもらったオイルをしっかり塗っていただいて、気合でワンピを着てレッグウォーマーでスタートに向かう。


前のレースでの落車事故の影響で10:30予定のスタート時間に15分くらいの遅延。
それに伴い距離が15周75km→12周60kmに変更。
しかし大勢に影響はないだろう、と気持ちには余裕があった。


レース:エキスパートの部:5.1kmx12周=61.2km、1時間29分48秒


スタートラインに並ぶとコース脇にゴローさんの家族と我が子と。
たくさんいるレーサーの中から私のゼッケンを見つけて「パパー、頑張れー!」と力の限りスタート時間まで連呼。
恥ずかしいの10%嬉しいの90%。


そしてスタート。愛三から綾部選手と盛選手が招待選手として出走。
彼らと多数出走しているイナーメが集団の前方でペースを作る。
常にクネクネしているコースなので速度の上げ下げは危険だ。


イナーメの山本聖吾の元気がいい。いつも通りだが、前方でガンガン行っている。
2周目くらいかな?セイゴがアタックして、その前後にもパラパラ前方に動きがあり、4名の逃げ集団ができる。
たしかセイゴ@イナーメ、ADON2名、丸一1名。
そのうちにADONが1名落ちてきて3名逃げで落ち着く。


逃げ3人の中で一緒に行ったら絶対勝てないという選手がいるでもなさそうなので、とりあえずセイゴに頑張ってもらう。
けどここで勝負を決めたいわけでもないので、そんなに集団を抑えるというわけでもなく。
大事な事はこの動きに乗って次の動きがあるとしたらそこに必ず乗る事。


先頭と40秒くらい開いたかな?って所、2周目終了地点前でふっとゴローさんがアタック。
数秒抜け出す。一人で一踏みで追いつく距離じゃないけど、数名でローテすれば先頭にはおいつく。
逃げ集団のチームメート増やせば俄然レースは優位になるので抑えるだけがチームプレーではない。


ちょっとした上りの後のスタートラインで数秒先行するゴローさんを盛選手が激しく追走に動く。
これ見てて乗らない選択肢はあり得ないので追走。
ちょうどいいところに居たイナーメンの森本さんは反応しているけど追いつかない。
盛選手が日本屈指のスピードマンなだけに少しの差が命取りになる。まぁ我々からしたらカンチェラーラくらいの存在で、それこそ数秒開いたら絶対に追いつかない。
ここは本気で踏んで坂の終わりまでにはドッキング。
3周目で早くも先頭3名、後ろ4名、大集団、という構図に。
残念ながらきっかけを作ったゴローさんはここに入れず、反応はしてみたけど森本さんも入れず。
これで前に追いつけばイナーメ2名。悪くない。
4名でローテを回して前を追う。前から1名(まるいちの選手だったか?)が脱落してセイゴ+ADONの2人逃げになったっけ?


意外とセイゴががんばっていて差がほとんど変わらない状態。
しかし15秒ほどの差になった時点で後続を確認出来るわけだし、そこに私が入っているのも確認できるわけだから、踏むのやめて待つのが賢明なのにセイゴは頑張って差を保って逃げ続けている。
しまいには逃げの相棒も千切って先頭一名独走状態。。
もうちょっと省エネでうまく走ればいいのに、と思う。こっちは早く追いついて有利な状態にして次の展開にしたいわけで後ろでも追っているわけなんで。


そうこうしているうちに5周目か6周目くらいで吸収。先頭は6名。
カメラロール-1074


(写真には写っていないけど)ADON、まるいち、DADDY、イナーメ2名+盛選手。
後ろは見えないくらいなので1分以上は離れているので、もう気にならない。
このメンバーでの勝負を見据える。


概ね問題なくローテーションが回り順調に周回を重ねる。
セイゴが力を持て余している感があるので、ここまでの展開で一番脚を使っているのは彼なわけだから、少し冷静になって回復に努めて次の”勝つ為の展開”を考えるようにアドバイス。
盛選手が2回くらいアタックしたりペースアップしたりして、6名逃げ集団も一人ずつ人数が減っていく。


私はあまりキツく感じなかったが、地味に上りでペース上がったりする中で気付いたらイナーメ2名+盛選手の3名に。
そこからすぐ、8周目終わりの上り終わりあたり?、での盛選手のアタックでセイゴ遅れる。
先頭が盛選手+私の2名、後ろはセイゴ、その後ぱらぱらで集団となる。
まだ残り周回があるのでセイゴが一人でゴールまでいくのはしんどいだろうから、ここは後ろを待つ。
彼の頑張りもあるので盛選手に後ろ待ってあげようと言ったら快諾してペースを落としてくれた。
あと3周を残して先頭は3名。
このまま逃げ切れば招待選手を除くとイナーメのワンツー。後ろは展開の中で落ちていっているので、逃げ切りは堅いだろう。


10周目の後半でセイゴがアタック!
ちょっとタイミング早いとも思ったけど、何よりもそのガッツが素晴らしい。
ここは当然盛選手にツキイチ。
10秒と差が開かないけどすぐに垂れてくるでもない。
元全日本TTチャンピオンのスピードマンの盛選手はずーっと一定を保って差が開かないように走る。
その周はまるまる1周後ろについていたので楽だった。


残り1周のジャンが鳴るあたりでセイゴを吸収。
ゴールスプリントで勝てるわけないので、もはや攻撃あるのみ。
吸収のタイミングで全力でアタック。
・・・まぁアタックで千切れるわけもないのですが。
それでも何度もアタックをしてセイゴの頑張りに報いる。
結局千切る事はできずそのまま最後の上りからゴールスプリントへ。


彼の性格・ここまでの走りからするとちゃんと勝負してくるだろうと思ったので、トラックレースのワールドカップで優勝するくらいのスピードマンとのゴールスプリントに備える。
最後の上りはお互い牽制しながら上り、私が先行で最後1km弱の平坦路に。
仕掛けられたらすぐに反応出来るように細心の注意をしながら先行して、どんどんゴールが近づいてくるので残り300mくらいから全力でスプリント。
ゴール前には当たり前のように抜かれるけど、まぁしょうがないでしょう。


(4月1日のアップだったらゴールスプリントで盛選手をくだしました、くらい書きたいけど、夜はフランドル観戦の為記事を完成できず)


招待選手に次ぐゴールで、レースには優勝。

  • レースデータ:1時間29分48秒、1429KJ、265W、157/174拍、91回転


セイゴはちゃんと集団からは逃げ切り、後続集団の頭はゴローさんがゲットでイナーメのワン・ツー・スリー!
という大変嬉しい結果。



2位の山本セイゴが特に頑張ったレースだった。


            1. +

名古屋駅方面まで渋滞の中ゴローさんに送ってもらい、せっかく名古屋来たからうまいもん食いたいと思い山本屋総本家にて味噌煮込みうどん。
カメラロール-1073

おいしゅうございました。


新幹線で夜帰宅。フランドル観戦。
週末で走った距離少ないけど、充実でした。子供もかなり楽しんでくれたみたいだし。


今回もたくさんの人に大変お世話になっての遠征でした。


お世話になった皆様、本当にありがとうございました。