東京HC成木ステージ
2008・2009年と二連覇しているレース。
昨年までは4kmちょいの激坂のみで15分程度のショートレースだったが、今回からは5km程度の緩い上り区間がくっつき25分くらいのレースに。
乗鞍の2週間前であり、コンディションを見る上でとっても重要なレース。あと賞金もあるし。
【 試走 】
5時起床。起床時は一瞬今日は何の日か分からない感じ。だいたいこういう時は疲れていて、身体がもっと長く寝ていたいのに目覚ましで無理やり起きてしまうパターン。
すぐに車で出発。
予定通り7時前には到着。
10時スタートなので充分早いが、少し遅くして交通量が増えると大変遅くなるので、あえて余裕をもった。
恒例のチェーン清掃、ブレーキシュー交換をして、新レース用ホイールを試す。(こっちはとりあえずあとで)
受付済ませ鵜沢と試走へ。
コースを思い出すべくゆっくり上る。
よっしーのブログでの前日試走情報どおり、道一面に石灰が撒いてあり、後輪が滑りまくりでダンシングはできません。。
それでもしてたけど。
あとで見てみると3.9km区間で
- 16分19秒、328.8W、163.7拍、70.9回転
勾配が非常にきついので、普通に上っているだけでかなりの負荷になってしまう。
試走はタイヤを気遣って後輪のみR-SYSにした。
試走を終えて、このコースコンディションでは軽量ホイールに路面抵抗を極力減らす軽量タイヤを装着して一発狙ってもあまり意味がない気がした。
というわけで、試走ではフロントにVentouxをつけていたけど、本番では前後R-SYSに。
今回ホイールには乗鞍用にマル秘チューブラー(また懲りずに)をつけていたけど、クリンチャーのGP4000Sでグリップ重視。
【 レース 】
10時スタート。
はじめは一般県道で緩い上り。すごくきつくもないけど、前に出て積極的にペースを上げようというほど余裕もない。
正直走りながら調子が良いとはまったく感じられず。
県道から左にそれ山道に突入。ここから本番。
勾配がきつくなて南島さんがペース上げて、よっしーと鵜沢がついていった時に私はついていけずにTHE END。
あっけなかったなー。
3人との差はあっという間に大きく開く。そこから私はひたすらマイペース。
昨年は速度上げてからゴールまで一度も腰をサドルに下ろした覚えはないが、今回は半分はシッティングしていたのでは?私的基準からすると異常に多い。
前は南島さんと鵜沢の二人になったので、よっしーは独走状態。
目の前の二人は一度は消えかけたが、なんとか視界にとらえている。
って言っても、なんせ急こう配なのでちょっと前にいる、が30秒くらいだったりする。
後ろはあえて気にしないようにする。
前は鵜沢が一度は離されたけどゴール近くで再び南島さんと合流。私もそこに少しずつだけど近づいていく。
けど決して合流できる勢いではない。
ゴールまで1kmを切ってから一人に抜かされた。かなりの勢いで抜かされたので、よほど前半抑えていたのだろう。
よっしーがぶっちぎりで優勝。
2・3位はゴールスプリント。
1位高橋さん 24分16秒
2位鵜沢さん 25分29秒
3位南島さん 25分30秒
4位小黒さん 25分42秒
5位高岡 25分58秒
6位乾さん 26分06秒
以下割愛
【 表彰 】
地元の方々による協力もあり非常にあたたかい表彰式。
トン汁もおいしゅうございました。
男子総合の表彰。
OKUTAMAステージとNARIKIステージの総合成績。
↓こちらは女子。イナーメのカネコ選手が総合2位!
【 データ 】
私が昨年のスタート地点でメーターのスイッチ押して区間タイムを計ったら16分20秒だった。
そこは集団で通過して、よっしーと私はゴールで1分42秒離されていた。
という事は、昨年対比では14分30秒台。路面コンディションが良かった昨年の私のタイムとほとんど変わらんじゃん。
レース全体では:316.1W、170.3拍、78.7回転。
まぁこれは前半の平坦(厳密に言うと少し上っている)込みなのであまり参考にならず。
昨年のスタート地点からだと:4.4km、16分20秒、333.9W、175.1拍、71.3回転。
心拍見るとすごい調子が悪かったというわけではなさそう。昨年は177拍だったけど、今回あれだけシッティングで上っていてここまで上がっていたとは意外。
ギアは36の12-25だったけど、25Tは一度も使わなかった。
今朝の体重は61.9kg。去年比+2.0kg。。
2週間平均の数値では+1.15kgだけど。
今年これであと二つのロードレースで結果が出なかったら、ちょっと見直すかな。
【 機材 】
いつもどおりです。
FSAのSRMは買って2.5年以上経っているが、まだ電池交換していないような。非常に精密で信頼感高し。
ゴローさんは大昔からSRMとLightweight買っていて、まだ二つとも使っているはず。
高価ではあるけど、ホント長く使うに値する性能・耐久性がある。
そういえば某ロードプロが気合一発決戦用に使用して見事全日本タイトルを奪取した時のホイールなんか、すごい初期(キネティック時代)のLightweightホイールだったような。
今日試走でちょい乗りしたVentoux。すげー印象よかった。
スポーク数が多くて(F20/R24)少し軽いわけだから、リム部分は重量差以上に軽いはず。
スポーク数が多いと言っても昔と比べれば格段に少ないわけだし(ってその比較は意味ないかもしれないけど)、スポークの形状も何気にエアロを考慮しているので、私はこっちの方が好みかな。
ブレーキの安定度がStandardとは比較にならないくらい良かった。
名前の通りStandardがLightweightの基準で、ヒルクライム用はVentoux。大金持ちさんはObermayer。ってイメージがあるけど、私的にはVentouxが基準で、より高速域を重視したいならStandard、って感じかな。
雑誌でObermayerがしきりに出ているけど、あれって代理店さんがね…
乗鞍と修善寺の全日本実業団で使ってみるのが楽しみ。