RoppongiExpress

Roppongi Express 2.0 - いつかは世界チャンピオンに

 サイクリング・フェスティバル in 小山 (FISCO)

150kmのロードレース@富士スピードウェイ。結果は3位だったけど、結果以上に色々あったレースだった。

レースの朝

4時間睡眠で4時起床。荷物を積んだりなんだかんだで25分くらいに出発。途中ガソリン補給あっても6時前には到着。


朝食は昨日買ってあったベーグル。某56さんはパンなんて食べていたら『勝てん』と言っていたような気がしたが(あれっパン職人じゃなかったっけ?)、私はどちらかというとパン類の方が好き。
今日は150kmのレースなのでたくさんのエネルギーを充填しなければならない。例えば朝食で800kcal摂ろうとしたらおにぎり換算では約4個。パン類(例えばベーグル)だったらたっぷりハチミツやクリームチーズを塗れば、2つでも余裕で800kcalくらいは摂れる。
けど結局は好きだから食べているだけなんだが、、、

レース用自転車

スタート2時間前に着いたので、ゆっくりブレーキシューの交換(カーボンリム用)、チェーンの洗浄などをする。

こいつでレース出るのは初めてだ。丸ハンドルはよい。
朝重量を測ったら、6.4kg(実測)
SRAMのライバル(安いやつ)だし、ペダルも本気ペダルに変えていないので、十分満足のレベル。

レース 4.563km x 33 = 150.58km - 独り旅

レースは序盤からSpade Aceの飯田さんが飛び出す。ちなみに昨年の優勝者。自分は昨年2位(8分以上の差)。150kmと長いし独りなので、見える範囲で逃がさせて私は集団で身体が温まるのを待つ。
6周目の上りでちょっと自分の後ろと差があいたのでそのまま一踏みで飯田さんに追いついて二人逃げ。昨年の1位と2位なので、残り距離は長いがあながちありえない逃げでもないだろう。後ろからもう何人か合流しないかなぁと思っていたが、全く気配なし。なので二人でいけるところまで行こうと思っていた。
体型のがっちりした飯田さんは平地が速い。2/3くらい引いてもらってしまっていたような気がする。上りは5分5分以上で引けた。
中盤に上りで飯田さんのペースが少し落ちたなぁと感じたけど先が長いのでペースを合わせて2周くらい走ったが、16-17周目くらいでついにいなくなってしまった。さすがに独りではきついなぁと思いながらも1時間30分以上集団から逃げて少し貯金がある以上戻っても皆より脚を使っただけになってしまうので、決死の逃げを打つことに。
100kmまでは2時間31分。平均40km/hより少し遅い。昨年の優勝タイムが36km/h台だったのを考えるとけっこういいペースだ。残り11周。ここからが長い。明らかに疲れてきて向かい風区間のスピードがどんどん落ちていく。残り7周くらいになると脚がつるので上りでダンシングができなくなる。平地遅いけど上りでペースを維持して差を保ってきたが、その上りでもスピードが落ちるようになると、いよいよ貯金が崩されていく。残り50kmでは1.5分くらいあった差は、残り5周で50秒。残り4周で40秒。残り2周で28秒。ラスト1周では18秒。。
まったくダンシングできないのが辛い。スピードを上げられないので後ろは見ずにとにかく耐える走りをしていたが、ラストの上り終わりでホームストレートに入る前に捕まってしまった。けど追いついてきたのが水曜朝練仲間のO友君。これは嬉しかった。なんとか食らいつこうとするが腰を上げられないのでゴール前で離される。これでワン・ツーになれば美しいのだが、もう一人後ろから追い上げてくる人がいる。どうやら3人で追走していて、そこから最後O友君が他を突き放して追いついてきたよう。3番手からはなんとしてでも逃げ切りたかったが、移動の審判バイクの後ろから迫ってくるではないか・・・結局そのままゴール前抜かれて3位。
終盤逃げていて逃げ切りかと思いきやゴール直前にガルゼッリに抜かれた今年のジロの某ステージのシモーニのような気分だった。


タイム : 3時間47分51秒。昨年の自分のタイムより30分速く、昨年の優勝者よりも−21分くらい。FISCOオフィシャルデータの4.563kmベースで計算すると平均時速39.65km/h。150kmで計算すると39.5km/h。POLARのメーターによると、147kmで38.71km/h。
トライアスロンをやっているようだった。